クレジットカードvsデビットカード:日本と世界のキャッシュレス決済の違い
クレカよりデビットカード、コードよりタッチ決済--日本のキャッシュレス決済の特徴を知る - CNET Japan
世界全体で拡大しているキャッシュレス決済だが、その状況は国や地域ごとで大きく異なっている。世界と特に状況が大きく異なるデビッドカードや、近年激しい動きを見せているコード決済など、キャッシュレス決済を取…
みなさんは、そしてみなさんの家族は、お金を払う時にどんな方法を使っているでしょう。クレジットカード、交通系ICカード、コード決済など、いろいろな方法があります。デビットカードって知っていますか?タッチ決済は?日本ではどれが一番使われているでしょう。そして世界ではどうなのでしょう。
キャッシュレス決済について、詳しく見てみましょう。
デビットカードって?
デビットカードは、銀行口座のお金をそのまま使って支払いをするカードです。クレジットカードとは違い、今持っているお金でしか支払いができません。だから、使いすぎる心配がなくて安心です。その代わり、当然ですが、持っているお金以上の買い物はできません。
日本でデビットカードとクレジットカード、どっちが使われている?
日本では、デビットカードよりもクレジットカードがよく使われています。
2022年のデータによると、デビットカードの利用額は約3兆2000億円でしたが、クレジットカードは約93兆8000億円も使われていました。この違いは、日本のクレジットカードが「翌月一括払い」という便利な仕組みを持っているからです。
世界ではデビットカードとクレジットカード、どっちが使われている?
海外ではデビットカードが主流です。例えば、イギリスではデビットカードの利用額がクレジットカードの2.5倍もあります。アメリカでも、Visaデビットの利用額がVisaクレジットを上回るなど、デビットカードの人気が高いです。
これは、海外のクレジットカードがリボ払い(分割払い)を基本としているため、手軽に使えるデビットカードが好まれるからです。
コード決済とタッチ決済の普及
日本では、コード決済やタッチ決済も広がっています。コード決済は、スマホでバーコードを読み取る方法で、簡単に支払いができます。しかし、スマホを取り出してアプリを起動する手間がかかることもあります。
一方、タッチ決済はカードを端末にかざすだけで支払いが完了する方法で、非常に簡単です。特に公共交通機関では、タッチ決済の導入が進んでおり、訪日客や高齢者にとっても使いやすい方法として注目されています。
日本ではどんなときにキャッシュレス決済が使われている?
日本では、コンビニやスーパー、飲食店など日常の買い物でキャッシュレス決済がよく使われています。最近では、百貨店やガソリンスタンドなど高額な買い物でも利用が増えています。また、公共交通機関でもタッチ決済が広がり、利用しやすくなっています。
まとめ
- デビットカードは銀行口座のお金で支払いができる安心なカード
- 日本ではクレジットカードが主流ですが、世界ではデビットカードがよく使われている
- コード決済とタッチ決済が日本でも広がり、特にタッチ決済が簡単で便利
- 日本では日常の買い物や公共交通機関でキャッシュレス決済が使われている
最近では、熊本市の鉄道やバス5つの会社がタッチ決済を取り入れ、全国で使える交通系ICカードをやめることになりました。
詳しくはこちらの記事で。
さよなら交通系ICカード!熊本県でタッチ決済導入へ
みんなはバスや電車に乗るとき、どうやって払っていますか。お金ではなくICカードでピッと支払いをしている人も多いのではないでしょうか。でも、熊本県ではそのICカードが使えなくなるそうです。代わりに…
キャッシュレス決済は便利だけど、どうしてみんな使うようになったのか、考えてみましょう。新型コロナウィルスの大流行も影響しているとも言われています。
おうちの方はどんなキャッシュレス決済をしているか、どんな時にキャッシュレス決済を使うのかを聞いてみましょう。自分がおとなになったときに、自分に合った買い物方法やお金の使い方について考えるきっかけになるかもしれませんね。
【無料オンラインイベント】8/25(日)「第3回 クイズで学ぶ!お金と社会のつながり」
<詳細・お申込みはこちら>