生成AI ChatGPTを学生はどんなふうに使ってる?
利用率は1年で1割から5割に--「課題で使った」「友達がコピペ」大学生に浸透したChatGPT - CNET Japan
2022年11月の「ChatGPT」登場以来、生成AIは常に話題となり、徐々に一般人の間にも浸透してきている。若者における利用の実態と変化について見ていきたい。
みなさんはChatGPTを知っていますか?使ったことはありますか?キッズノミクスでもChatGPTやその他の生成AIについて、何度も取り上げています。
最近大学生や高校生の間でもだんだん使われるようになってきた、という記事を紹介します。学生はどんな使い方をしているのか、またどんな問題があるのか、見ていきましょう。
ChatGPTってなに?
ChatGPTは、OpenAIが作ったAI(人工知能)で、文章を理解して作り出すことができます。これによって、人と話しているような自然な会話ができるのです。ChatGPTは、たくさんのテキストを勉強していて、いろいろな質問に答えたり、文章を書いたりできます。
生成AIは、こんなAIの技術の一つで、新しいコンテンツを自動で作り出すことをいいます。たとえば、文章、絵、音楽などを作ることができます。生成AIは、学校の勉強、ゲーム、仕事などたくさんのところで使われていて、便利さや創造力を高めるのに役立っています。
ChatGPTの利用率が急上昇
ChatGPTは2022年11月に登場しました。この元の記事を書いた高橋暁子さん(ITジャーナリスト / 成蹊大学客員教授)が大学の受講生にChatGPTに関する調査をしました。
2023年には、約10%の学生が利用していたのに対し、2024年にはその数が5倍の約50%に増えました。利用者の多くは、宿題や就職活動に役立てています。
宿題や就職活動に利用
大学生の中には、ChatGPTを使って課題を楽に終わらせるために利用している人も多いようです。友達が、ChatGPTの答えをそのまま写しているという話も…。また、就職活動のエントリーシートの作成にも利用され、「効率的に就職活動ができる」と好評です。
大学側は課題レポートをChatGPTだけで終わらせたりしないように、ChatGPTの不正利用を防ぐための指導を強化しています。
高校生も半数が利用
ChatGPTは13歳以上が対象のため、高校生も多く利用しています。高校生新聞の調査によると、5割以上の高校生がChatGPTを使ったことがあると回答しています。特に「調べもの」や「英語の翻訳」などでの利用が多いようです。
学習に与える影響と課題
ChatGPTを利用することで、学生は宿題を効率的にこなせますが、その一方で、学習に必要な能力が身につかないという問題もあります。多くの学校では、ChatGPTの利用についてルールを設けています。適切に利用することで、便利なツールとして活用できる一方で、不正利用は避けるべきです。
ChatGPTを使いこなす力
これからの時代、AIを使いこなす力が求められます。ChatGPTをそのまま使うと、自分の考えを深める力が育ちません。でも、うまく使いこなせば、効率的に学習や就活ができる。今は、AIを正しく使う力が求められているのです。
まとめ
- ChatGPTは大学生や高校生の間でも広がっている
- 宿題や就職活動に利用される一方で、学習能力の低下が心配される
- AIを適切に使う力が重要
ChatGPTの利用について、みなさんのおうちで話したことはあるでしょうか?AI技術の進化と、それを上手に使って勉強に役立てる方法を学ぶことも大切ですね。ぜひ親子で生成AIの良い点、気をつける点について話してみましょう。
私個人の考えは以下のような感じです。
- ChatGPTは時間を節約するのに最適なツール
- 間違いもあるので、必ず他の情報もチェックする
- 単純な作業はAIにまかせて、人間はその助けを借りてアタマを使う
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