ハンコだけじゃない!シヤチハタの新しい発想
シヤチハタが「釣り具」に「ペット用品」? “脱ハンコ”商品ぞくぞく、背景に危機感(1/3 ページ) - ITmedia ビジネスオンライン
シヤチハタが一見「ハンコ」から離れた商品を出し続ける背景を探る。
シヤチハタといえばハンコで有名ですが、最近は「脱ハンコ」の流れで新しい挑戦を続けています。ハンコ以外にも釣り具やペット用品まで手掛けているのです。
アイデア豊富なシヤチハタの商品や考え方を見てみましょう。
ハンコとシヤチハタの歴史
シヤチハタは、1925年にスタンプ台を作り始めた会社です。昔は、ハンコを押すためには朱肉を使わないといけませんでしたが、「Xスタンパー」という商品を開発してからは、ハンコと朱肉を一緒にして、フタを取ってすぐに使えるようになりました。この商品は大人気になり、シヤチハタの名前はハンコと一緒に有名になりました。
新しい商品を作る理由
最近、働き方が変わったり、コロナの影響で「脱ハンコ」という流れが強くなっています。そのため、シヤチハタも新しいアイデアで、ハンコ以外の商品を作り始めています。
例えば、釣り具をカラフルにするペンや、ペットの足跡を作るキットなどがあります。こうした商品は、ハンコとは全然違いますが、いろんな人に楽しく使ってもらえるように工夫されています。
クラウドファンディングの活用
さらに、シヤチハタは「クラウドファンディング」という方法を使って新しい商品を紹介しています。クラウドファンディングは、インターネットでたくさんの人に商品を知ってもらい、商品ができる前にお金を集める方法です。
たとえば、リップスティックみたいな形のハンコ「LIPIN」は、たった2時間で目標の金額を集めました。このように、新しい商品をみんなに広めることに成功しています。
まとめ
- シヤチハタは1925年創業の老舗ハンコメーカー
- 「脱ハンコ」の流れに合わせて新商品を次々と展開中
- 釣り具やペット用品、カラフルな朱肉など異色のアイテムが続々登場
- クラウドファンディングを使って、たくさんの人に新しい商品を紹介
シヤチハタのように、時代に合わせて新しい商品を作り出す企業が増えています。みなさんが使っている文房具も、10年後には大きく変わっているかもしれません。
どうして企業は新しい商品を作るのでしょう?売れる商品を作るのはむずかしいですが、チャレンジし続けることで、会社も商品も進化していくのではないでしょうか。
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