東京ゲームショウ2024に山口県岩国市が登場！なんで？

みんなは「東京ゲームショウ」って聞いたことあるかな？
これはゲームの会社や、ゲームが好きな人たちがたくさん集まる大きなイベントです。今年は、私の出身県である山口から、なんと岩国市が出展していたというのです。
どうしてゲームと関係なさそうな岩国市がゲームショウに出展したのでしょう。

東京ゲームショウってどんなイベント？

東京ゲームショウは、毎年9月に開催されるゲームのイベントです。新しいゲームを紹介したり、ゲーム会社の人たちがビジネスの話し合いをしたりします。2024年には、27万人以上がこのイベントに来場しました。中でも、ビジネス関係の話し合いが行われた「ビジネスデイ」には8万人以上が参加していて、これまでで一番多かったとのことです。

なぜ岩国市が参加したの？

山口県の岩国市がこのイベントに出展したのは、岩国市がゲーム会社「ゼロディブ」を誘致ゆうちしたからです。
企業誘致とは、ある町や市が、新しい会社をその地域に呼び込むことです。たとえば、今回の山口県岩国市は「ゼロディブ」というゲーム会社を自分の町に来てもらうように誘ったのです。会社が岩国市に来ると、その会社で働く人が増えて、町がもっと元気になるからです。会社が増えると、新しい仕事が生まれたり、お店がにぎやかになったりして、経済が活発になって町全体がもっと良くなりやすくなります。
ゼロディブは、2024年に岩国市にスタジオをつくって、ゲーム開発を始めました。岩国市は、この会社をサポートし、さらに他のゲーム会社も岩国にやってくるようにしたいと考えています。

どんな効果が期待されているの？

岩国市がゲームショウに出展することで、いくつかの効果が期待されています。

1. 岩国市の知名度アップ:
   ゲームショウで、たくさんの人に岩国市を知ってもらうことができます。
2. 企業誘致:
   ゼロディブの成功を見せることで、ほかのゲーム会社も岩国に興味を持ってくれるかもしれません。
3. 観光PR:
   岩国市の観光地、例えば錦帯橋をアピールして、観光客を呼び込むことができます。
4. 地域経済の活性化:
   ゲーム産業が発展することで、岩国市の仕事やお金が増え、元気になることが期待されています。

岩国市の取り組み

岩国市では、ゲーム会社のサポートだけでなく、公式ファンクラブの運営やキャラクター制作など、多方面で活動しています。例えば、錦帯橋を擬人ぎじん化したキャラクター「美橋みはしとわ」や「岩国城ちゃん」などを制作し、イベントで配布しています。これにより、来場者からの反響も良く、岩国市のPR活動が効果的に進んでいます。

「美橋みはしとわ」の名前は、岩国市内の小学校に通う３年生の女の子が、美しい錦帯橋が永遠に存在し続けてくれることを祈って考えたということです。

また、岩国市は岩国航空基地と隣接した錦帯橋空港を活用し、首都圏からのアクセスも良好です。これにより、国内外からの企業や観光客が訪れやすくなっています。

まとめ

• 東京ゲームショウは、毎年開催されるゲームイベント
• 2024年には、山口県岩国市がゲーム会社「ゼロディブ」の誘致をきっかけに出展
• ゲームショウで、岩国市は他のゲーム会社を誘致したり、観光地をPRしたりした
• 錦帯橋などの観光スポットのキャラクターを使ったPR活動も行われている

ゲームショウでの岩国市の取り組みは、地域の活性化にとても大切です。こうした地方の活動が活発になることで、日本全体の経済活動も元気になると思いませんか。
皆さんの住んでいる街について、どんないいところがあるかをおうちの方と話し合ってみませんか。