課題にAIを使った高校生が罰を受ける(アメリカ)

課題にAIを使用した生徒へ罰を与えた学校を保護者が提訴 - GIGAZINE

AIで課題を作成したことがばれて罰を与えられた子どもの両親が、「生徒手帳に『AIを使うな』とは書いていない」という事実を根拠に、罰を下した学校に対して判断を撤回するよう求める裁判を起こしました。

最近、アメリカでAIを使って課題を提出した高校生が、学校から罰を受けたというニュースがありました。生徒がAIを使って歴史の課題を完成させたのですが、学校側はこれを不正行為とみなし、低い成績をつけ、休日の居残りを命じました。このことに対して、生徒の両親は「AIの使用は禁止されていない」として学校を訴えました。この出来事は、AIの利用についての新しいルール作りが必要だと考えさせられるものです。

学校の対応と両親の主張

学校側は「無許可のテクノロジーを使うことは校則で禁止されている」と主張しています。しかし、両親は「AIの使用を禁止する具体的なルールはなかった」と反論しています。さらに、生徒はとても優秀で、この処分によって有名な大学への進学が難しくなる可能性があるとしています。

AIを使うことのメリットと問題点

AIは今、私たちの生活のいろいろな場面で使われています。例えば、AIは調べものを早く終わらせることができる便利なツールです。
でも、学校の課題に使う場合には、その使い方についてのルールがはっきりしていないと問題が起こることがあります。今回の件も、学校でAIをどう使うべきかのルールが整っていなかったために起こりました。

これからの課題

アメリカでは州ごとにAIの使用に関するルールが違うため、教育現場での混乱が起こりやすいとされています。日本でも、AIの技術が進化している今、同じような問題が起きる可能性があります。これからは、AIを使った学びをサポートするために、はっきりとしたルールを作ることが大事です。

まとめ
  • 高校生がAIを使って課題を作成し、罰を受けた
  • 学校側は「無許可の技術使用」を理由に罰を与えた
  • 両親は「AIの使用を禁止するルールがなかった」として学校を訴えた
  • AIをどう使うかのルールを整備する必要

AIを使った教育は今後ますます増えると予想されています。実際、AIを利用した学習プログラムやアプリも登場していますが、その利用方法についてはまだ十分にルールが整っていません。こうした状況は、今後の教育現場において、AI技術の活用方法をしっかりと考えていく必要があることを示しています。

AIを使った勉強はこれからますます広がるでしょう。皆さんの学校やクラスでは、AIをどのように使っていますか?ルールがある場合は、そのルールが適切か考えてみてください。また、もしAIを使って課題をやるなら、どのような方法が良いのか、自分なりのアイデアを考えてみましょう。
これからの教育は、AIとうまく付き合いながら進化していくかもしれません。

私個人の考えでは、AIを禁止することは若者の技術への適応が遅れてしまう可能性があるので、積極的に使ってほしいと思います。

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記事作成者

清水 裕矢 | Shimizu Yuya
清水 裕矢 | Shimizu YuyaProgress CFO / こども未来投資プロジェクト 代表理事
山口県防府市出身。大学卒業後に学習塾講師、パソコンインストラクター/営業を経て、外資系産業ガス企業に入社。以降、複数企業・複数業種の財務経理責任者・CFO歴任。こどもの金融リテラシー講座 CA$H! 講師/カリキュラム・テキスト作成。
「会計・IT・英語があればなんとかなる」がポリシー。nine inch nailsやMetal Coreを愛聴。