拾ったお金で人生大逆転!20ドルが100万ドルに!

拾った20ドル札で宝くじ購入、100万ドルに当選 米ノースカロライナ州 - CNN.co.jp

米ノースカロライナ州の男性がこのほど、駐車場に落ちていた20ドル(約3000円)のお札で宝くじを購入したところ、100万ドル(約1億5000万円)に当選する出来事があった。

アメリカ、ノースカロライナ州で一人の大工さんが駐車場で拾った20ドル(約3000円)で宝くじを買い、大当たりを引きました。なんと、その宝くじで100万ドル(約1億5千万円)を当てたのです。この出来事は、日常の偶然が人生を大きく変えることもあるという例として注目されています。

20ドルで挑んだ宝くじがもたらした「幸運」

ノースカロライナ州で働くジェリー・ヒックスさんは、ある日駐車場で拾った20ドル札で宝くじを買いました。買ったのはスクラッチ式の宝くじで、番号が一致すれば当たるタイプのものです。そこで、ヒックスさんは100万ドル(約1億5千万円)を当てるという幸運に恵まれました。

彼はこの当選金を一括で受け取ることにしましたが、税金などを引かれた後、実際に手にしたのは42万9007ドル(約6,570万円)です。受け取ったお金は子どものために使う予定だそうで、長く続けてきた大工の仕事から引退することも決めました。

日本とアメリカの「拾ったお金」への考え方

日本では拾ったお金を自分で使うことは法律で禁止されており、見つけた場合は交番に届けるのが一般的です。もし届けなければ「ネコババ」と言われて批判されることもあります。しかしアメリカでは、少額のお金を拾ってそのまま使うことが問題とされることは少なく、今回の出来事も「幸運の物語」として好意的に捉えられています。

宝くじの受取方法の違い

アメリカの宝くじでは、大金を一度に受け取る「一括受取」と、毎年少しずつ受け取る「分割受取」の2つの方法があります。それぞれの違いを見てみましょう。

  • 一括受取
    受取額は少なくなりますが、すぐにお金を手にできるため、運用や投資の自由度が増します。ただし、全額に高い税率が適用されるため、一度に多くの税金がかかります。
  • 分割受取
    20年から30年に分けて少しずつ受け取る方法で、受け取っていないお金には利息がつくので、最終的な総額は一括受取より多くなります。毎年の課税額は年収によって変わるため、一括受取よりも税金が安く済む場合があります。

例えば今回の60万ドル(約9,180万円)を一括で受け取ると、税引き後で42万9007ドル(約6,570万円)となります。一方、分割で受け取ると毎年少額に課税され、最終的な受取額は120万ドル(約1億8,360万円)にもなります。

宝くじの社会貢献と利用され方

アメリカや日本では、宝くじの売上の一部が教育や福祉などに使われています。ヒックスさんが当てた当選金もノースカロライナ州の「教育宝くじ」から支払われており、地域の学校運営や教育資金に役立てられています。日本でも同様に、宝くじの売上は地域社会への貢献として活用されています。

まとめ
  • アメリカの男性が拾った20ドルで宝くじを買い、100万ドル当たった
  • 彼は当選金を一括で受け取り、約42万9007ドルを手にした
  • 日本では拾ったお金を自分で使うことが問題とされるが、アメリカでは「幸運な話」として肯定的に受け取られることが多い
  • 宝くじの収益は教育や福祉など社会の役に立てられる

アメリカや日本の宝くじ制度が教育や社会支援にどのように活用されているかについての詳細が、各州や自治体のウェブサイトで紹介されています。また、日本でも「宝くじ収益の使途」をより透明にする取り組みが進められています。

このエピソードを通じて、「お金の使い方」について考えるきっかけにしてみませんか?たとえ大金を手に入れても、どのように管理し、将来に生かすかが大切です。あなたがこのような幸運に恵まれたら、どのように使いたいか、家族と話してみませんか。
また、お金や幸運を活かす方法として、宝くじのような偶然の運だけでなく、日々の積み重ねや努力が将来のチャンスを生む可能性があることも忘れないでください。

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記事作成者

清水 裕矢 | Shimizu Yuya
清水 裕矢 | Shimizu YuyaProgress CFO / こども未来投資プロジェクト 代表理事
山口県防府市出身。大学卒業後に学習塾講師、パソコンインストラクター/営業を経て、外資系産業ガス企業に入社。以降、複数企業・複数業種の財務経理責任者・CFO歴任。こどもの金融リテラシー講座 CA$H! 講師/カリキュラム・テキスト作成。
「会計・IT・英語があればなんとかなる」がポリシー。nine inch nailsやMetal Coreを愛聴。