ポケモンTCGポケット：リリース直後に1000万ダウンロード達成！

新作スマホゲーム「ポケモンTCGポケット」がリリースから数日で1000万ダウンロードを突破し、収益も1000万ドルに達したと推定されています。
これは、日本をはじめ世界中での大きな反響を呼んでおり、ポケモンカードの人気がデジタルでも衰えることがないことを示しています。なぜこのゲームがこんなにも大人気なのでしょう。

ポケモンカードゲームのスマホ版とは？

ポケポケとは
「ポケモンTCGポケット」、略して「ポケポケ」は、ポケモンのカードゲームをデジタルで楽しめる新しいスマートフォンゲームです。従来のカードゲームのルールをそのまま取り入れており、デジタル版でもカードパックを開けたり、バトルを楽しんだりすることができます。
このゲームは特に、初めてポケモンカードに触れる人でも楽しめるようなシステムになっており、初心者にも優しい作りになっています。

驚くべきダウンロード数と収益

わずか4日間での成果
ポケポケは10月30日にリリースされてから、たったの4日間で収益が1200万ドルを超えたと分析会社の報告があります。
このスピードでの成長は非常に注目されており、最大1日で300万ドルの収益を上げたという推測もされています。リリース後、11月2日時点でダウンロード数は1000万件に達しており、各国でダウンロードランキングの首位を獲得しました。

特に日本ではこのゲームの人気が高く、収益の45%を占めるほどです。また、日本国内ではリリース前に人気タレントを起用した「開封式」イベントやテレビCM、人気YouTuberを通じたプロモーション活動が行われました。

日本のプレイヤーはなぜ課金する？

課金額の違い
地域別の収益内訳を見ると、日本の課金額が他の地域と比べてとても高いことがわかります。具体的には、1人あたりの課金額が約11.93ドル（約1,790円）であり、これは世界平均の約1.92ドル（288円程度）を大きく上回ります。この背景には、ポケモンのブランド力や、日本国内でのプロモーション活動が影響していると考えられます。

プロモーションの影響
日本ではリリース前に有名人を使った大規模なイベントが行われたことも大きな要因です。また、「毎日2パック無料」といったテレビCMが放送され、プレイヤーに毎日遊ぶ理由を与えています。これにより、より多くの人が積極的にゲームを楽しみ、課金に繋がっていると考えられます。

ポケポケの今後の可能性

NFTとデジタルカードの価値
任天堂などが出資する株式会社ポケモンは、NFT関連の特許を取得しています。リアルのリザードンカードがオークションで高額になるように、デジタルカードも価値を持つ未来が来るかもしれません。そうなれば、ポケポケはただのゲームを超えて、さらに新しいエンターテイメントになるかもしれません。

NFTとは
NFT（エヌエフティー）は、デジタルアイテムに「本物の証明」を与える技術です。たとえば、デジタルの絵やカードがあっても、みんながコピーを持てる中で、NFTを使うと「これは唯一のオリジナルだよ」と証明できます。ブロックチェーンという技術を使って、そのアイテムが誰のものであるかが記録されるので、デジタルの世界でも価値を持つことができるのです。

開発費は？
このポケポケアプリには、キャラクターの声がなかったり、もともとあるカードデザインを使っていたりします。ということは、このアプリの開発費は、0から作るのに比べるとそれほどかかっていないかもしれません。
それでも、数日でこれだけの人気となったのは、「ポケモン」が世界中で強力なブランド力を持っているからではないでしょうか。

まとめ

• 新作スマホゲーム「ポケモンTCGポケット」はリリースから数日で1000万ダウンロード、1000万ドルの収益を達成
• 日本市場は特に高い収益を上げており、課金額は世界平均を大きく上回る
• 大規模なプロモーションが日本での成功の一因
• 任天堂はNFT関連の特許があり、今後デジタルカードに新たな価値が付く可能性がある

「ポケモンTCGポケット」の成功は、ポケモンというブランドが長い年月をかけて世界中で成長し、多くの人々に愛されてきたからこそ実現したのではないでしょうか。この積み重ねてきたブランド力と信頼があったからこそ、リリース直後にこれだけのダウンロード数と収益を達成できたのです。

また、今回のポケモンカードの成功から、デジタル版カードゲームが新たな収益の道を開いていることがわかります。NFTと組み合わせになったりすれば、将来的には、あなたのデジタルカードが高い価値を持つかもしれませんね。

記事作成者

清水 裕矢 ｜ Shimizu YuyaProgress CFO / こども未来投資プロジェクト 代表理事

山口県防府市出身。大学卒業後に学習塾講師、パソコンインストラクター/営業を経て、外資系産業ガス企業に入社。以降、複数企業・複数業種の財務経理責任者・CFO歴任。こどもの金融リテラシー講座 CA$H! 講師/カリキュラム・テキスト作成。
「会計・IT・英語があればなんとかなる」がポリシー。nine inch nailsやMetal Coreを愛聴。

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