高くても大人にも人気！レゴが特別なおもちゃであり続ける理由

みなさんはレゴで遊んだことがありますか？小さなブロックを組み合わせてさまざまな形を作れる楽しいおもちゃですが、その価格を見て驚いたことはありませんか？「なぜこんなに高いの？」と感じた人もいるでしょう。
実は、レゴは単なるおもちゃを超えて、大人にも愛されるブランドであり、時には投資の対象にもなります。レゴが高価である理由やその魅力などをみてみましょう。

高品質が生む信頼

レゴの品質は非常に高いことで知られています。例えば、0.0005インチ（約0.0127ミリメートル）という細かな基準で作られており、60年前のブロックでも現在のブロックと完璧に組み合わせられます。この特徴は、世代を超えて遊ばれる理由の一つです。

また、レゴは壊れにくい特別な素材を使っており、たくさん遊んでも長持ちします。さらに、2030年までにプラスチックに代わる新しい環境配慮型素材を開発するという計画も進行中です。これらの取り組みは、レゴの信頼性をさらに高めています。

人気キャラクターとのコラボレーション

レゴはスター・ウォーズやディズニー、ハリー・ポッターなど、世界中で人気のあるキャラクターとコラボした商品を展開しています。
これらの特別なセットは高額なライセンス費用がかかるため、価格も高くなりますが、その分、幅広い年齢層に支持されています。

大人向け商品の充実

レゴはこども向けだけでなく、大人向けの商品ラインナップも増えています。
例えば、7000ピース以上のミレニアム・ファルコンや、9090ピースのタイタニックといったセットが販売されており、その価格は10万円を超えることもあります。これらのセットは、趣味やインテリアとしても人気があり、コレクター市場でも高い価値を持っています。

日本におけるレゴの人気

レゴは日本でも高い人気を誇り、こどもから大人まで多くの人々に支持されています。特に、大人向けの精巧なモデルは、趣味やインテリアとしても注目されています。

2023年のレゴジャパンの決算によると、最終利益は前年同期比21.7%増の4億2200万円となり、日本市場での需要の高さがわかります。また、公式オンラインショップでは、こども向けから大人向けまで幅広い商品がベストセラーにランクインしています。

愛知県のレゴランド・ジャパン

愛知県名古屋市港区にある「レゴランド・ジャパン」は、2017年4月にオープンした屋外型テーマパークです。このパークは約320億円をかけて作られ、2歳から12歳くらいのこどもを持つ家族をターゲットにしています。園内には、レゴブロックを使ったアトラクションや展示がたくさんあり、見るだけでなく実際に触れて遊ぶことができます。

開業当初は来場者が少なく、2017年には約11億3800万円の赤字を計上しました。しかし、その後は運営会社の努力によってお客さんが増え、現在では家族みんなで楽しめるテーマパークとして人気を集めています。今後も新しいアトラクションやイベントの展開が期待されています。

世界のレゴランド

レゴランドは世界中に存在し、それぞれ独自の魅力を持っています。以下は主要なレゴランドの所在地です。

• デンマーク: 世界初の「レゴランド・ビルン・リゾート」(1968年開園)
• イギリス: 「レゴランド・ウィンザー・リゾート」(1996年開園)
• アメリカ: 「レゴランド・カリフォルニア」「レゴランド・フロリダ」「レゴランド・ニューヨーク」
• ドイツ: 「レゴランド・ドイツ・リゾート」(2002年開園)
• マレーシア: 「レゴランド・マレーシア・リゾート」(2012年開園)
• アラブ首長国連邦: 「レゴランド・ドバイ」(2016年開園)
• 韓国: 「レゴランド・コリア・リゾート」(2022年開園)

さらに、2025年には中国の上海に「レゴランド・シャンハイ・リゾート」がオープンする予定です。これらのテーマパークは、それぞれ地域ごとに独自のアトラクションやイベントが用意されています。

まとめ

• 高品質: 細かい製造基準と耐久性のある素材
• キャラクターコラボ: 世界中で愛されるキャラクターとの連携
• 大人向け商品: 複雑で高価なセットが市場を拡大
• 投資価値: コレクター市場での高評価
• アフターマーケットサービス: 紛失パーツの交換など
• 世界のレゴランド: 地域ごとの特色あるテーマパーク

レゴが高価である背景には、その品質、ブランド戦略、そして長期的な価値が挙げられます。
もしあなたがオリジナルのブロック玩具を作るとしたら、どんな特徴を持たせますか？遊ぶだけでなく、投資としても楽しめるアイデアを考えてみるのも面白いかもしれません。