魚はどうやって食卓へ?漁師の仕事と未来の漁業
漁師と漁師になりたい人が集まる「漁師フェア2025」東京、大阪で開催!日本の食を支える漁師を募集! | 一般社団法人全国漁業就業者確保育成センターのプレスリリース
一般社団法人全国漁業就業者確保育成センターのプレスリリース(2025年1月27日 13時00分)漁師と漁師になりたい人が集まる「漁師フェア2025」東京、大阪で開催!日本の食を支える漁師を募集!
みなさんは、お寿司や焼き魚を食べるとき、その魚がどのように獲られているか考えたことがありますか?
日本の漁業は現在、大きな転換期を迎えています。漁師の数が減少する一方で、新技術の導入や若い世代の参入によって、未来には希望も見えています。今回は、漁師の仕事や漁業の課題、そして未来の可能性について探っていきましょう。
漁師の仕事とは?
漁師は、海に出て魚や貝を捕る仕事をしています。自然と向き合いながら、さまざまな工夫を重ね、漁獲を行います。天候や季節によって漁の方法や獲れる魚の種類が変わるため、長年の経験と知識が求められます。
漁業には、以下の3つの種類があります。
- 沿岸漁業:船で近くの海へ行き、短時間で漁を行う。
- 沖合漁業:遠くの海へ行き、数日から1ヶ月程度の期間漁を行う。
- 遠洋漁業:世界の海へ行き、数ヶ月から1年以上かけて漁を行う。
どの漁業も、魚を獲るだけでなく、市場に届けるまでの流れを理解し、適切に管理することが求められます。
減少する漁師の数
日本の漁師の数は、この30年間で大きく減少しています。昭和63年(1988年)には39万人以上いた漁師が、平成30年(2018年)には15万人ほどになり、約61%の減少となりました。その主な原因として、以下のような要因が挙げられます。
- 後継者不足:若い世代が漁師の仕事を選ばない。
- 収入の不安定さ:天候や市場価格の変動により、収入が安定しにくい。
- 過酷な労働環境:朝早くからの作業や厳しい海の環境。
漁業の未来を支える新技術
このような課題を解決するために、新しい技術が導入されています。
- スマート漁業:AI(人工知能)やドローンを使って、魚の動きを予測し、効率よく漁を行う。
- 陸上養殖:海ではなく、陸上の施設で魚を育てる技術の発展。
- 環境保護型漁業:資源を守りながら漁をする方法の導入。
これらの技術は、漁業の負担を軽減しながら、持続可能な漁業の実現に貢献しています。
まとめ
- 漁業には、沿岸漁業・沖合漁業・遠洋漁業の3つの種類がある
- 日本の漁師の数は30年間で61%減少した
- 漁師不足の主な原因は、後継者不足や収入の不安定さ、過酷な労働環境
- スマート漁業や陸上養殖などの新技術が、漁業の未来を支えている
漁業という職業について、そして海洋資源の未来について考えてみましょう。漁師の仕事は私たちの食卓にどれほど影響を与えているのでしょうか。新鮮な魚がいつでも手に入るのは、漁業が支えているからです。
しかし、もし漁師さんがいなくなったら、私たちの食文化や経済にどのような影響があるでしょうか。さらに、海洋資源の減少が進む中で、これからの漁業はどのように持続可能な形を目指していくべきでしょうか。私たち一人ひとりが海の恵みを守るためにできることについて、家族や友達と一緒に考えてみましょう。
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