クマムシはムシじゃない
英語に「クマムシ」、倫理に「親ガチャ」 共通テスト、SNSで話題 | 毎日新聞
大学入学共通テスト初日の14日は、文系科目の試験があった。インターネット上などで人気を集めている生物「クマムシ」や、新語・流行語大賞のトップ10に選ばれたこともある「親ガチャ」を連想させるような出題があり、ネット交流サービス(SNS)を中心に話題となった。
2023年1月14日は大学入学試験となる、英語の共通テストが行われました。
この英語のテストの中で、「地球上で最強生物」と呼ばれるクマムシの特徴などを紹介した英語の文章を読んで答える問題がありました。
インターネットではよく、クマムシの見た目や、体の強さなどで話題になります。
この見た目、みんなは「かわいい」と思いますか?「気持ち悪い」と思いますか?
さて、名前はクマムシと「ムシ」がついていますが、昆虫ではありません。
ゾウリムシなどと同じで、名前にムシがついているけど「微生物」です。体の大きさは0.1~0.5ミリくらいなので、目では見ることができません。クマムシは緩歩動物、という種類になります。緩歩とはゆっくり歩くという意味。8本の足でゆっくり歩いているのです。
クマムシは、水中から山、温泉など地球上のほぼすべての場所にいます。
100 ℃の高温から、ほぼ絶対零度(-273.15 ℃)まで耐えられます。宇宙空間に10日間いても死ななかったという研究もあります。すごい強さですね。
クマムシのことを好きでいろいろ調べていた人は、このテストがかんたんだったと言っていました。
自分が興味があったりすることにくわしくなっていると、テストで役立つことがあるかもしれませんね。
ウォーレン・バフェットさんが言っているように(前の記事を読んでください)、好きなことはどんどんくわしくなって、だれにも負けないくらいになりましょう。