未来の科学者へ!熊本大学がデータと半導体の勉強をサポート

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/20230821/5000019954.html

台湾の半導体はんどうたいとよばれる電子部品を作る大きな会社、TSMCが熊本県に新しく工場を作ることになりました。それに合わせて、熊本大学が半導体に関係する新しい学部と学科を始めることを発表しました。
新しい学部は「情報融合学環じょうほうゆうごうがっかん」という名前で、ここではデータサイエンスや半導体について学べます。

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データサイエンスとは、たくさんの情報から意味を見つけ出す方法を学ぶもので、半導体は電子機器にとって大切な部品です。

半導体は電気を通す能力があり、コンピューターやスマートフォンなど多くの電子機器でんしききに必要です。熊本大学では、半導体に関する知識や製造技術を学ぶコースも提供されます。また、工学部には「半導体デバイス工学課程」があり、ここでは半導体を使ったシステムの設計などを学ぶことができます。

熊本大学では、5年後に半導体に関係する会社で働く150人の卒業生を出すことを目指しているそうです。

半導体は電子機器の頭脳ずのうで、私たちの身近なものにも使われています。また、データサイエンスはたくさんの情報から決まった形(パターン)を見つけ出す方法です。みなさんがおとなになるころの世界では、データをうまくあつかえる人が大事になると言われています。熊本大学の新しい学部や学科では、そんな力を身につける技術を学べるのです。