やっぱり人がいい

やっぱり人間がいい… イギリスの高級スーパー、セルフレジをほぼ全店舗で廃止 | Business Insider Japan

顧客の声を受け、28店舗中2店舗のみを残してセルフレジを廃止すると言います。

前にセルフレジについての記事をご紹介しました。

https://kidsnomics.space/newsforkids/semi-selfregister

今回はイギリスのお話です。
イギリスの高級スーパーマーケットチェーン「ブース」が、ほぼすべてのお店でセルフレジをやめて、人間の従業員が対応するレジに切り替えたということです。

これは、「セルフレジはおそくて、冷たい気がする」というお客の不満ふまんにこたえるためのもので、セルフレジは28店のうちわずか2店だけに減らしました。ブースの最高経営責任者は、「わたしたちはお客さまとお話することが好きで、人間がサービスをすることに誇りを持っています。AIよりも本物の知性ちせいを選びます。」と言っています。

また、セルフレジでは「商品を目で確認すること」が必要で、特にくだものや野菜、焼き菓子のようなバラバラで売っている商品のお会計で、お客が混乱することもあると説明しています。

この動きはイギリスでは初めてのものであり、他の国でも全国にお店を持つスーパーマーケットなどがセルフレジを見直すことを進めていますが、その理由はまたちがっています。

セルフレジをやめる理由
・ウォルマート :万引きが増えてきたから
・コストコ :会員カードを不正に共有するのを防ぐため

セルフレジは、人をやとわなくてもよい一方で、お客が不便になったり悪いことをする人がふえたりすることもあります。商売をするということは、何にお金をかけて、なにを節約するかをしっかり考えることが必要なのです。