ゲームセンターも大変

「ゲームセンター」倒産・廃業、2年連続増 100円売上で利益「6円」 コスト増で利益少なく | 株式会社帝国データバンクのプレスリリース

株式会社帝国データバンクのプレスリリース(2024年4月7日 07時00分)「ゲームセンター」倒産・廃業、2年連続増 100円売上で利益「6円」 コスト増で利益少なく

みなさんはゲームセンターに行くことはありますか?ショッピングモールの中にあるゲームコーナーでしょうか。
クレーンゲーム、メダルゲーム、格闘ゲーム、スポーツゲーム。いろいろあって楽しいですよね。

だけど最近、日本のゲームセンターもつぶれるところが増えているのです。2023年には、18のゲームセンターがつぶれたり、お休みしたりしたのです。これは去年よりも多くて、この5年間で一番多いということです。そして、この10年間でゲームセンターは8,000店も減ってしまったのです。なぜなのでしょうか。

ゲームセンターの倒産が増加
倒産の現状

帝国データバンクの調査によると、2023年度には18件のゲームセンターが倒産や廃業をしたことがわかりました。これは、前の年の15件から増えていて、2年連続で倒産が増えています。

利益が少ない原因

ゲームセンターは、100円の売上に対してわずか6円しか利益がない状態です。なぜなら、電気代や消費税の増加、硬貨の両替手数料など、かかるお金がどんどん高くなっているからです。また、クレーンゲームの景品代も上がっているため、運営がますます難しくなっています。

ゲームセンターの変化
トレンドの変化

昔はアーケードゲームが人気でしたが、今ではクレーンゲームが人気です。でも、アーケードゲームをメインにしている昔ながらのゲームセンターでは、お客さんを集めるのが難しくなっています。ショッピングモール内の大きなチェーン店は、家族向けに展開して成功していますが、小さなゲームセンターは生き残りが難しい状況です。

経営環境の厳しさ

帝国データバンクの調査では、ゲームセンターの経営環境が厳しいことが明らかになっています。コロナの影響から少しずつ回復しているものの、昔ながらのアーケードゲーム中心の店舗では、利益を出すのが難しいのが現状です。

まとめ
  • 2023年度には18件のゲームセンターが倒産・廃業
  • 100円の売上で利益はわずか6円
  • アーケードゲームからクレーンゲームへ人気が移っている
  • 電気料金や消費税の増加が運営を圧迫
  • 大きなチェーン店は成功、小さなゲームセンターは苦戦

みなさんはアーケードゲームとクレーンゲーム、どっちが好きですか?
ゲームセンターに行ったら、自分がつかう100円のうち、お店のもうけは6円くらいなんだなぁ、と思い出してみてください。そして、もちろん楽しんでくださいね。

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