プッチンプリンのピンチ!出荷停止でお店から消えた?

グリコ出荷停止、プッチンプリンの棚が他社に奪われ始めた…重いデロイトの責任 | ビジネスジャーナル

システム障害が原因で、ほぼすべてのチルド食品(冷蔵食品)が約2カ月にわたり出荷停止になるという異例の事態に見舞われている江崎グリコ。スーパーでは同社の人気商品「プッチンプリン」が陳列されていた棚に他社メーカーのプリンが並べられる店舗も出ている。

プリンは好きですか。

人気のプリン、グリコのプッチンプリンが、スーパーの棚から消えてしまうかもしれません。
グリコが新しいシステムに入替えたところ、大きなトラブルが発生し、プッチンプリンなどの人気商品が2か月も出荷できなくなってしまいました。今後、プッチンプリンは再びお店に並ぶことはできるのでしょうか?

システムのトラブル

江崎グリコは新しいシステムを導入しましたが、その途中でトラブルが起きました。このため、プッチンプリンやカフェオーレなどの冷蔵食品が出荷できなくなりました。他の会社から生産を頼まれている商品「トロピカーナ」や野菜飲料もこのトラブルに巻き込まれています。

大きな損失

この問題でグリコは大きな損失を受けました。1年間の売上高は予定を150億円も少なくなり、1年間のもうけも40億円減る見込みです。さらに、プロジェクトの完了が遅れたことで、システムにかけるお金も予定よりかなり増えてしまいました。

スーパーの棚はどうなる?

現在、一部のスーパーではプッチンプリンの棚に他社のプリンが並んでいます。しかし、出荷が再開されたら、プッチンプリンは再び棚を取り戻せるのでしょうか?専門家によれば、プッチンプリンの人気が続けば、再び棚に戻る可能性が高いです。

未来の対策

こういったシステムトラブルは、グリコだけではありません。昨年(2023年)には、大手スーパー・西友で9~10月にかけ約1カ月にわたりトラブルが起こってしまいました。お店の一部では商品がない状態が続いてしまったのです。

仕事を便利に、効率よくするためにいろいろな会社がシステムを入替えたりします。でも、こういったトラブルが起きる可能性もあります。
「トラブルが起こることを想定して、代わりの方法を準備しておくことが大切。」と専門家は言います。

江崎グリコ ウェブサイトより
まとめ
  • 江崎グリコのシステムトラブルでプッチンプリンが出荷できなくなった
  • 売上高は予定よりマイナス150億円、もうけも40億円減るという大きな損失を受けた
  • プッチンプリンは人気があるので、システムが回復すれば、再びお店の棚に戻る可能性は高い
  • 未来のためにはトラブル対策が必要

今回のプッチンプリンの問題は、システムのトラブルが原因で起こりました。システムがうまく動かないと、会社や私たちの生活にどれだけ影響があるか考えてみましょう。
おうちの方に、働いている会社でシステムトラブルが起きたりしたことがあるか、どんな工夫をすればトラブルを防げるか、など話してみましょう。

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