【One Health Economy labo #07】 わたしたちの「はたらき方」と、心と体と地球の健康の話

はじめに

リモートワーク、出社、長時間労働、休日出勤、出張や出張なし。
同じ「仕事」でも、どんなはたらき方をしているかによって、心と体の状態も、家族との時間も、通勤にかかるお金や環境への負荷も、大きく変わってきます。

今回は、「ワタシたちのはたらき方」がつくる One Health Economy を、
自分と家族の健康、会社や家計、そして地球の元気という視点から、いっしょに見ていきましょう。

がんばりすぎてない?ワタシたちの毎日
ブルさん

ねえベアさん、ぴーちゃん。ワタシさ、「忙しいのが当たり前」みたいな働き方をずっとしてきたんだよね。
残業してると「ワタシ仕事してる!」って感じがして、ちょっと誇らしかったりもしてさ。

ベアさん
ブルさん
ベアさん
  • 睡眠不足
  • 食生活の乱れ
  • 運動不足
  • イライラや不安の増加

などが積み重なり、生活習慣病やメンタル不調のリスクも高まると言われています。

ピーちゃん

そうね。
はたらき方は、単に「何時間働くか」だけでなく、心と体の健康資本をどう使っているか・どう貯めているかに関わってくるの。。

仕事に全力を注ぐこと自体は悪いことではないけれど、「いつも全力疾走」だと、健康資本の残高がどんどん減ってしまうわ。

リモートワークは、天国?それとも…?
ブルさん
ベアさん
ブルさん
ピーちゃん

リモートワークには、

  • 通勤時間・交通費の削減
  • 柔軟な働き方がしやすい
  • 車や電車の利用が減ることで、環境負荷の軽減

などのメリットがある一方で、

  • 運動不足
  • 孤立感・オンオフの切り替えの難しさ
  • 家族との距離が近すぎることでのストレス

といった課題もあるわ。

ベアさん

つまり、「リモート=良い」「出社=悪い」という単純な話ではなくて、どちらにも健康・家計・環境にとってのプラスとマイナスがあるということですね。

ブルさん
  • 自分の健康資本
  • 交通費や通勤時間というコスト
  • 通勤に使うエネルギーやCO2

に全部つながってるって考えると、「どのバランスが自分に合うか」が大事な気がしてきたな。

ピーちゃん

はたらき方の選択は、「どこで・どのくらい働くか」だけでなく、「どんな元気を残して一日を終えたいか」の選択でもあるのよね。

はたらき方がつくる、会社と地球のOne Health Economy
ブルさん
ベアさん
  • 医療費やメンタルケアのコストが増える
  • 人が辞めやすくなり、採用・育成コストがかさむ
  • ミスや事故が増えて、ブランドや信頼にも影響する

といった話がありますね。

ブルさん
ピーちゃん

そうなの。
健康経営という考え方では、従業員の健康はコストではなく、会社の健康資本であり、生産性やイノベーションの源泉だ、と考えるのよ。

そして、はたらき方は、環境にも影響するわ。

  • 毎日の長距離通勤・出張が多い会社
  • リモートやオンライン会議をうまく活用して移動を減らしている会社

同じ売上でも、使っているエネルギー量やCO2排出量は、大きく変わってくるの。

ベアさん

つまり、会社のはたらき方の設計は、

  • 従業員の心と体の健康
  • 会社の医療費・採用・生産性といった経済
  • 地球の環境負荷

という、One Health Economy を同時に動かしているわけですね。

ブルさん
無理なく続けられる、ワタシたちのOne Healthな働き方
ブルさん
ベアさん
ピーちゃん

だからこそ、「全部変える」のではなく、「できる範囲で少し変えてみる」ことが大事になってくるわ。

たとえば、こんな一歩が考えられるかもしれないわね。

  • 個人レベル
    • 「この時間以降は原則メールを見ない」マイルールを決める
    • 1日1回だけでも、エレベーターではなく階段を使う
    • 昼休みに5〜10分だけ外を歩いて日光を浴びる
  • チーム・会社レベル
    • 定例会議の一部をオンライン化して、移動時間と交通費を減らす
    • 「定時に帰る日」を週1日だけでも設定してみる
    • 残業時間や有休取得率を、ちゃんと数字として見える化する
ベアさん
ブルさん
ピーちゃん

はたらき方の変化は、一人では難しくても、小さな工夫を共有していくことで、少しずつ組織の空気も変わっていくものよ。

自分と家族、会社と地球、ぜんぶを一気に救う完璧な働き方は見つからないかもしれない。
でも、「昨日より少しだけOne Healthな働き方」なら、きっと見つけていけるはずだと思うの。

今回のまとめ
ブルさん
ベアさん
  • 心と体の健康
  • 会社の生産性やコスト
  • 通勤や出張による環境負荷

の全部に関わっている、というOne Health Economyの視点を持てました。

ピーちゃん

今日のおしゃべりから見えてきたことを、少しだけ整理してみましょう。
明日の仕事に向かうとき、「今日のワタシは、どんな元気を残して一日を終えたいかな?」と、ほんの少しだけ問いかけてみてもらえたらうれしいです。

  • はたらき方は、「何時間働くか」だけでなく、心と体の健康資本の使い方・貯め方に直結している。
  • 長時間労働や無理な働き方は、個人だけでなく、会社の医療費・採用コスト・生産性にも影響する。
  • リモート/出社、通勤・出張の有無は、家計や時間だけでなく、地球の環境負荷も左右する。
  • すべてを理想どおりに変えなくても、「週1日の定時退社」や「移動のオンライン化」など、小さな実験からOne Healthな働き方を育てていける。
次回予告
ブルさん
ベアさん
ピーちゃん

それなら、次回のテーマは「わたしたちの街のお金の使いみちを見てみよう」にしましょう。
一人ひとりのお金と、街のサービスや仕事とのつながりを、一緒にたどっていきたいわね。