1ビットコインがなんと1,200万円!なぜこんなに急に上がったの?
ビットコインって聞いたことがありますか?
アメリカ大統領選後にビットコインの値段がすごく高くなっていて、話題になっています。11月10日には、1ビットコインがなんと1200万円を超えました!1カ月前よりも33%も高くなっています。でも、どうしてこんなに急に高くなったのでしょうか?
ビットコインとは?
ビットコインは「暗号資産(仮想通貨)」と呼ばれるお金の一種です。普通のお金と違って、紙やコインとしては存在せず、インターネット上でのみ使えるものです。また、ビットコインは中央の銀行に管理されていなくて、みんなで取引の記録を共有する仕組みになっています。これによって、どこでも誰でも使うことができるのが特徴です。
最近では日本でもビットコインで支払いができるお店が増えてきています。
例えば、家電量販店のビックカメラでは、ビットコインでの支払いが可能です。また、オンラインショッピングサイトのDMM.comでも、ビットコインを使って商品を購入できます。さらに、メガネスーパーや一部の飲食店でもビットコイン決済に対応しているところがあります。ただし、ビットコインでの支払いを受け付けているお店はまだ限られているため、利用する際には事前に確認することが大切です。
どうしてビットコインの値段が上がったの?
今回ビットコインの値段が急に上がった理由には、いくつかの背景があります。まず、アメリカでドナルド・トランプさんが大統領に選ばれたことが大きな影響を与えています。トランプさんはアメリカを「ビットコインの超大国」にしようと考えているので、ビットコインの人気が急に高まったのです。また、トランプさんを支持する議員が「戦略的ビットコイン準備金を作る」と発表したことで、ビットコインへの注目がさらに高まりました。
トランプさんがビットコインの価格に影響を与えたのは、彼の政策がビットコインを広めることを目指しているからです。彼はビットコインを国家の資産として持つ計画を発表し、それが投資家たちの信頼を高めました。その結果、多くの人がビットコインを買い、値段が急に上がったのです。
ETFの影響とは?
ビットコインの値段が上がったもう一つの理由として、「ETF」という仕組みの承認があります。ETFとは、多くの投資家が一緒にお金を集めてビットコインなどに投資できる仕組みのことです。
今年の3月にアメリカの証券取引委員会(SEC)がビットコインETFを承認したことで、多くの投資家がビットコインにお金を投じるようになり、その結果、ビットコインの値段がさらに上がりました。
ビットコインのリスク
ビットコインに投資するにはリスクがあります。まず、ビットコインの価格は変動しやすく、短期間で大きく上下します。また、ビットコインは国の通貨ではなく、政府による価値の保証がありません。そのため、急な価格変動や法律の変更で損失を受ける可能性があります。
さらに、ビットコインは中央銀行や政府に管理されていないため、犯罪や詐欺のリスクもあります。不正アクセスによる盗難や怪しい投資プロジェクトなど、注意が必要です。ビットコインには多くのリスクがあるので、投資する際にはよく考えることが大切です。
ビットコインの歴史
ビットコインはこれまでにも大きな値動きを経験しています。
例えば、2022年末から2023年初めには、1ビットコインの価格が210万円台まで下がりましたが、その後2024年には再び上昇して1000万円台を超えました。このように、ビットコインの値段は短期間で大きく変わることがあるので、投資にはリスクが伴います。
例えば、株式投資と比べてもビットコインの値動きはとても激しいです。そのため、投資に慣れていない人にとっては特にリスクが高いと言えます。
まとめ
- ビットコインはインターネット上で使える暗号資産(仮想通貨)
- 価格が急に上がった理由には、トランプさんの政策やETFの影響
- トランプさんの「ビットコイン超大国」政策でビットコインへ投資する人が増えた
- ビットコインは短期間で大きく値段が変動するため、投資にはリスクがある
- ビットコインは国の通貨ではなく、法律や規制のリスクもある
ビットコインだけでなく、ほかの暗号資産にも注目が集まっています。特に「イーサリアム」や「リップル」も価格が上がっており、多くの企業が暗号資産での支払いを受け入れ始めています。
ビットコインのような暗号資産は、お金の未来について考える良いきっかけです。家族と一緒に「なぜビットコインが人気なのか?」や「暗号資産の便利な点は何か?」を話し合ってみるのも面白いでしょう。
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