セブンイレブン、おにぎりが2種類に増えた理由とは?

セブンイレブンおにぎり、300円台に突入…「しゃけ」120円台に値下げ? | ビジネスジャーナル

「おにぎり」の価格がじわりと上昇している昨今、セブン-イレブンが、「しゃけ」の「おにぎり」を一気に50円値下げして120円台で販売を始めたという情報が話題を呼んでいる。

みなさんはおにぎりが好きですか?「おにぎり」「おむすび」どっちで呼びますか。

最近、セブンイレブンが「手巻おにぎり しゃけ」(138円税込)で販売をスタートしました。米も高くなっているなかで、この値段は安いと話題です。
でも、これまで売っていた「味付海苔 炭火焼熟成紅しゃけ」(189円税込)も引き続き販売されています。この2種類のしゃけおにぎり、何が違うのでしょうか?

セブンイレブンの価格戦略

セブンイレブンは、日本全国に2万1566店舗もある、一番大きなコンビニです。でも、他のコンビニに比べて少し高めの値段で売っていることが多いです。今年の5月には、値段はそのままで量を増やすキャンペーンをやりましたが、最近の決算では利益が去年よりも4%減ってしまいました。

「紅しゃけ」と「しゃけ」の違い

「紅しゃけ」と「しゃけ」は、材料がほとんど同じで、お米、鮭フレーク、海苔が使われています。でも、「紅しゃけ」は味付きの海苔を使っていて、「しゃけ」は味がついていない海苔を使っています。風味が少し違うだけです。

高いおにぎりもあるよ

セブンイレブンでは、300円を超えるおにぎりも販売しています。「大きなおむすび すじこ醤油漬け(鮭まぶし飯)」は356円、「山賊むすび」は340円です。これらの商品は、特別な価値を求めるお客さんに向けたものです。

経済的な背景

セブンイレブンのこの戦略には、いろいろな人のニーズを考えたねらいがあります。安くて普通のおにぎりを買いたい人と、少し高くてもおいしいおにぎりを買いたい人の両方に対応することで、お店の人気を保とうとしています。

まとめ
  • セブンは高価格のおにぎりも販売し、さまざまなお客さんに対応
  • 「紅しゃけ」と「しゃけ」は海苔の味付けが違う
  • セブンは、高いおにぎりも売っていて、いろいろな人のニーズに対応
  • いろいろな人のニーズに応じた価格設定

セブンイレブン以外のコンビニも、さまざまな価格戦略を取り入れています。例えば、ローソンは最近、100円のおにぎりを再び販売するキャンペーンを始めました。他のコンビニの戦略も調べてみると、さらに興味深い発見があるかもしれません。

コンビニのおにぎりは、手軽に買えるごはんとして欠かせないものですね。高いおにぎりがどんな人に選ばれているのかについても考えてみましょう。値段と品質、どちらを重視するか、みなさんの意見を話し合うことで、必ずしも「安いから売れる」というわけではないことがわかるかもしれません。

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記事作成者

清水 裕矢 | Shimizu Yuya
清水 裕矢 | Shimizu YuyaProgress CFO / こども未来投資プロジェクト 代表理事
山口県防府市出身。大学卒業後に学習塾講師、パソコンインストラクター/営業を経て、外資系産業ガス企業に入社。以降、複数企業・複数業種の財務経理責任者・CFO歴任。こどもの金融リテラシー講座 CA$H! 講師/カリキュラム・テキスト作成。
「会計・IT・英語があれば、仕事に困らない」がポリシー。nine inch nailsやMetal Coreを愛聴。