AIが作ったルール、議会で承認

チャットGPTが15秒で作った条例が議会で可決、ブラジルで物議醸す - 産経ニュース

生成AI(人工知能)の「チャットGPT」使って短時間で作成された条例がブラジルの市議会で可決されたことが明らかになり、物議を醸している。条例案を議会に提出した…

ブラジルのポルトアレグレ市で、人工知能「チャットGPT」を使って15秒で作った条例(ルール)が可決されました。

この条例を議会に出した議員は、AIを使ったことをかくしたまま、水道メーターが盗まれたときに無料で取り替えるというルールを提案しました。提案が議会で承認されたあとで、AIだけで作ったことを発表したのです。この議員は、「こうしたAIの技術の進歩についての話し合いを、みんながもっと真剣にするようになれば」と言っています。

AIが15秒で作ったルールは、ほとんど変更されずに可決されました。議員は「政治家や公務員の時間を節約して、本当にするべきことに時間を使うべき」だとも言っています。そして、AIが政治家をへらすことになるかもしれないとも考えています。

ブラジルでは、裁判所がチャットGPTを使って、裁判の判決文を作ったことが話題になったりもしました。

さて、みなさんはどう思いますか。
私は「だれが作ったか」ではなく「どんな内容か」が大事だと思います。AIが作ったとしても、必要なルールだとみんなが思ったのならばそれは問題ないと考えます。
技術の進歩とわたしたちがどんなふうにつきあっていくかを考えるのが大切なのではないでしょうか。

記事作成者

清水 裕矢 | Shimizu Yuya
清水 裕矢 | Shimizu YuyaProgress CFO / こども未来投資プロジェクト 代表理事
山口県防府市出身。大学卒業後に学習塾講師、パソコンインストラクター/営業を経て、外資系産業ガス企業に入社。以降、複数企業・複数業種の財務経理責任者・CFO歴任。こどもの金融リテラシー講座 CA$H! 講師/カリキュラム・テキスト作成。
「会計・IT・英語があればなんとかなる」がポリシー。nine inch nailsやMetal Coreを愛聴。