街の本屋さんが消えちゃう?本屋ゼロの市が増えている理由
「書店ゼロ」の24市を公表 「危機感持って」と財団|47NEWS(よんななニュース)
書店や出版社、取次会社などでつくる出版文化産業振興財団は18日、書店が1店舗もない市が8月時点で15道県の24市に上ると発表し、北海道芦別市や千葉県白井市、熊本県合志市など市名を公表した。「何かしな ...
みなさんの住んでいる街には本屋さんがありますか?実は、日本の中には本屋さんが一軒もない市が増えているんです。なぜそんなことが起こっているのでしょうか?
書店ゼロの市が増えている理由
日本では、8月時点で24の市に本屋さんが一軒もないことが分かりました。例えば、北海道の芦別市や千葉県の白井市などです。
この「書店ゼロ」になってしまった背景には、人口が減っていることや、みんながネットで本を買うようになったことなどが関係しています。街に本屋さんがなくなると、実際に手に取って本を選ぶ楽しさがなくなってしまうかもしれません。
日本の代再販制度とは?
本屋さんで売られている本は、どの本屋さんでも同じ値段で売られています。これを「再販制度」といいます。この制度があるおかげで、街の本屋さんは大手のネット書店と同じ値段で本を売ることができます。しかし、ネット書店では送料無料やポイントがつくことが多いため、実質的には値引きされているように感じます。出版業界は、この不公平な状況を改善するために、ネット書店にも同じようなルールを求めています。
書店を守るためのアイデア
出版業界は、書店を守るためにいろいろな提案をしています。例えば、公立の図書館が同じ本をたくさん買わないようにするルールや、読書をもっと広めるためのクーポンを配ることなどです。しかし、こうした対策には「図書館で本を借りる楽しみが減ってしまう」「読者の利益が損なわれる」といった批判もあります。
まとめ
- 日本では、本屋さんが一軒もない市が増えている
- 書店が減る理由には人口の減少やネット書店の普及がある
- 再販制度によって本屋さんは同じ値段で本を売ることができる
- 書店を守るために、ネット書店との公平なルールを考える必要がある
- 公立図書館やクーポン配布など、書店を支援するためのアイデアがある
最近では、「電子書籍の普及と紙の本の未来」についてニュースになることがよくあります。新聞を読む人が減っていることも話題になります。
ネットで本を買うことができるのはとても便利です。でも、みなさんの街の本屋さんがなくなってしまったら、実際に本を手に取って選ぶ楽しみがなくなってしまうかもしれません。みなさんはどちらが好きですか?ネットで買う方が便利ですか?それとも、実際に本屋さんで本を選ぶのが楽しいですか?
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