夕刊が消える!?ニュースを読む方法の変化

みなさんは新聞を読んでいますか?新聞には朝刊と夕刊があって、それぞれに違いがあります。朝刊は朝に届き、夕刊は夕方に届きます。
最近は新聞を取らない家庭も増えています。そして、最近は夕刊を読む人も減っていて、夕刊を出すのをやめる新聞社も出てきています。

朝刊と夕刊の違い

朝刊
朝刊は毎朝、早くに配達される新聞です。学校に行く前や、朝ごはんを食べるときに読むことが多いですね。朝刊にはその日の大切なニュースや情報が載っていて、毎日の始まりに役立ちます。例えば、テレビや映画の新しい情報も朝刊でチェックできます。

夕刊
夕刊は午後から夕方にかけて届く新聞です。仕事や学校が終わって帰ったあとに、ゆっくりとニュースを読むのにぴったりです。夕刊にはその日の後半の出来事や特集が載っていて、朝刊では知らなかった新しい情報が見つかることがあります。たとえば、夕方のニュースや、今日の面白い話題が載っていることが多いです。

夕刊が少なくなる理由

部数の減少
新聞を読む人が少なくなってきているため、夕刊の配達が難しくなってきています。新聞を買う人が減ると、新聞社はコストを削減する必要があります。これが、夕刊をやめる理由のひとつです。

人手不足
新聞を配るためにはたくさんの人が必要です。しかし、配達をする人が足りないため、夕刊の配達ができなくなっています。配達する人がいないと、新聞を届けることができません。

用紙代の高騰
新聞を作るための紙の値段が高くなっています。このため、新聞社はコストがかかりすぎて、夕刊をやめざるをえないのです。紙の値段が上がると、新聞を作るのが大変になります。

新聞社は夕刊をどうする?

東京新聞
東京新聞は、2024年8月末までに東京23区以外で夕刊の配達をやめます。これからは朝刊だけを配達することになります。東京新聞を読む人が減ったため、夕刊の配達が難しくなったのです。

朝日新聞
朝日新聞も同じように、九州や山口で夕刊の配達を全廃することになりました。これも部数の減少や人手不足が原因です。

ニュースの受け取り方の変化

最近では、新聞以外にもたくさんの方法でニュースを手に入れることができます。

  • スマートフォンやタブレットでニュースを読む
    アプリやウェブサイトで、最新のニュースをすぐにチェックできます。
  • テレビやラジオでニュースを聴く
    テレビやラジオでニュース番組を見たり、聴いたりする方法もあります。
  • ニュースサイトやブログ
    インターネットのニュースサイトやブログで、自分の興味のあるニュースを探すことができます。
まとめ
  • 新聞を読む人が減っているため、夕刊が少なくなってきている
  • スマートフォンやテレビなど、他の方法でもニュースを受け取ることができる

最近では、新聞業界がデジタル化に対応するための取り組みを進めています。
例えば、いくつかの新聞社は、スマートフォン用のアプリを作り、読者がいつでもニュースをチェックできるようにしています。新聞のいい点、インターネットのいい点をそれぞれ考えてみて、これからの世の中ではどういった方法で新聞が読まれるのか、新聞でお金を稼ぐことができるかを想像してみてください。

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記事作成者

清水 裕矢 | Shimizu Yuya
清水 裕矢 | Shimizu YuyaProgress CFO / こども未来投資プロジェクト 代表理事
山口県防府市出身。大学卒業後に学習塾講師、パソコンインストラクター/営業を経て、外資系産業ガス企業に入社。以降、複数企業・複数業種の財務経理責任者・CFO歴任。こどもの金融リテラシー講座 CA$H! 講師/カリキュラム・テキスト作成。
「会計・IT・英語があれば、仕事に困らない」がポリシー。nine inch nailsやMetal Coreを愛聴。