新型コロナウィルスが広がった後、中国人の団体旅行が一時的に止まっていました。中国は新型コロナウィルスの問題で外国への旅行を制限していましたが、今年2月から段階的に制限を緩めてきました。
しかし、中国政府が日本への団体旅行を再開することを決めて、日本政府に伝えられたとのことです。これは3年半ぶりに中国から日本への団体旅行が再開されることになります。ただ、具体的な始まりの時期はまだ分かりません。以前は、中国からの観光客が日本の観光業の約3割を支えていました。だから、再開することで日本の観光業が元気を取り戻すかもしれません。でも同時に、ホテルなどで人手不足が問題になっているし、急にたくさんの人が来る場合には対応が大変かもしれません。
しかし同時に、観光客の急増によって観光公害と呼ばれる問題も生じる可能性があります。観光公害とは、大勢の観光客が一箇所に集中することで環境や地域社会に悪影響を及ぼすことを指します。具体的には、ごみの増加や交通渋滞、資源の過剰利用などが挙げられます。
人手不足や観光公害への問題に上手に対応できるかが重要になりそうです。