どうして頭がいい人も失敗しちゃうの?クリティカルシンキングを学ぼう!

なぜ頭のいい人でも愚かな行動を取ってしまうのか、そこには「クリティカルな考え方」の重要性 - GIGAZINE

物事を何でもよく知っていて「あの人は頭がいい」と言われるような人でも、時には人々が思うことから大きく外れた間違いを起こしてしまうこともあるものです。物知りであるからといってその時々に適切な判断ができる…

「どうして頭がいい人でもときどき大きな失敗をするんだろう?」と思ったことはありませんか?
知識がいっぱいあっても、クリティカルシンキングができないと、正しい判断ができないことがあります。

この記事では、クリティカルシンキングがどれだけ大切か、そしてどうやってクリティカルシンキングを身につけられるのかを見ていきましょう。

頭がいい人も失敗する理由

頭がいいと言われる人でも、大きな失敗をすることがあります。それは、知識がいっぱいあっても、クリティカルシンキングができないからです。カリフォルニア州立大学のドミンゲス博士も、知識はたくさんありますが、ときどき家族からからかわれるような、変な失敗をしてしまうそうです。

クリティカルシンキングってなに?

クリティカルな考え方とは、物事をよく考えて、正しい答えを見つける方法です。これはただ否定するだけではなく、必要な情報をしっかりと調べて、客観的に理解することを意味します。

クリティカルシンキングができると
  1. 判断力の向上:
    物事をいろいろな角度から見て、正しい判断をする能力が高まります。
  2. 問題解決能力の向上:
    問題の本当の原因を見つけて、効果的な解決策を考えられるようになります。
  3. バイアスの排除:
    自分の思い込みや偏見を認識し、それを取り除く力が強まります。
  4. 創造力の向上:
    固まった考え方にとらわれず、新しいアイデアを生み出すことができるようになります。
クリティカルな考え方を身につける方法
  1. 質問をする:
    常に「なぜ?」と問いかけ、自分の考えを深めます。
  2. 情報を比較する:
    いくつかの情報源から得たデータを比べて、最も信頼できる情報を選びます。
  3. 仮説を検証する:
    自分の考えが正しいかどうか、実際に試して確認します。
  4. 論理的に考える:
    ロジカルシンキングを取り入れ、論理的に結論を導く練習をします。
まとめ
  • 頭がいい人でも失敗する
  • クリティカルシンキングとは、物事をよく考えること
  • 知識とクリティカルシンキングは違う
  • クリティカルシンキングで人生が良くなる
  • 練習でクリティカルシンキングが身につく

クリティカルシンキングを身につけると、問題を乗り越えやすくなります。
「なぜ?」という疑問を持ち、いろいろ調べて情報を得る。得た情報と、自分の考えを比べて何が正しいかを考える。そして感情ではなく、論理的に結論を出す。

こうやって書くととても難しいことに思えます。でも、「疑問を持つ」ことから始めるのが若いみなさんにいちばん大事なことです。大人にこう言われたから、教科書にこう書かれていたから、テレビでやっていたから、など自分の考えが知らないうちに決められていることもあります。

「なぜ?」からスタートして、調べて、考える。「探究学習」もこのクリティカルシンキングを身につけるのに役立ちますね。

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記事作成者

清水 裕矢 | Shimizu Yuya
清水 裕矢 | Shimizu YuyaProgress CFO / こども未来投資プロジェクト 代表理事
山口県防府市出身。大学卒業後に学習塾講師、パソコンインストラクター/営業を経て、外資系産業ガス企業に入社。以降、複数企業・複数業種の財務経理責任者・CFO歴任。こどもの金融リテラシー講座 CA$H! 講師/カリキュラム・テキスト作成。
「会計・IT・英語があれば、仕事に困らない」がポリシー。nine inch nailsやMetal Coreを愛聴。