国立科学博物館は、動植物や化石などの大切なものを集めている場所です。この国立科学博物館が、お金が足りなくて困っているので、クラウドファンディングという方法でお金を集めることになりました。クラウドファンディングは、たくさんの人から少しずつお金を集める方法です。
お金が足りない理由は、電気や暖房のお金が増えてしまったことや、新型コロナウィルスのせいでお客さんが少なくなったことなどがあります。
特に大切な標本を保管している部屋のお金が足りなくて困っています。その部屋は昆虫や動物の大切なものがたくさん入っていて、温度や湿度を保つのが難しいんです。だから、電気代がたくさんかかりますが、そのためのお金が足りなくて、大切な標本を守ることが難しくなっています。
だけど、クラウドファンディングを始めてから、すぐにたくさんの人がお金を出してくれました。クラウドファンディングを初めたその日に目標だった1億円が集まったのです!お金はこれからもたくさん必要なので、目標にはとどきましたが、お金を集めることは続けるということでした。
そして、お金を出してくれた人には、特別なツアーや図鑑などのプレゼントがあります。
国立科学博物館の人たちは、「このお金を使って大切な標本を守りたい、これからもたくさんの人に支援してもらって、博物館の大切な仕事を続けていきたい」と思っています。
必要だとみんなが思うようなことには、世の中のひとたちがお金を出してくれる、優しい世の中ですね。
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