時間や曜日で値段が変わる自動販売機?
自動販売機で飲み物を買うことはありますか?
私はよくコーヒーを買っています。スーパーの方が安いのですが、自動販売機は、飲みたいときにすぐに買えて、しっかり冷えていたり温かかったりする便利さがあります。
自動販売機が日本に広まったのは、1960年代後半から1970年代ころと言われています。その頃から、街中や学校などでよく見られるようになりました。コカ・コーラなどの飲み物の会社が積極的に自動販売機を使って商品を売り出したことが大きな理由です。今でも、自動販売機は日本中でよく見かける便利なものですよね。
さて、コカ・コーラボトラーズジャパンは、新しい自動販売機を全国に置く予定です。この自動販売機は「ダイナミックプライシング」という変動価格制なのです。
変動価格制とは、曜日や時間帯に応じて価格を変えることができるのです。今年中に数千台の設置を計画しており、来年には本格的に全国に展開する予定です。
この新しい自動販売機では、例えば夜間になると10円単位で価格を下げるなど、消費者のニーズに合わせた値段の設定が行われています。今年2023年5月からテストとして一部の地域・場所に登場しました。
コカ・コーラボトラーズジャパンの人は、「最適な価格設定に変えることで、売り上げと数量が増えている」と言っています。
コカ・コーラボトラーズジャパンは全国に約70万台もの自動販売機を持っており、自動販売機の売り上げの約20%にもなります。
いつも同じ値段ではなく、時間や曜日で値段が変わる。技術が発達してきたからこそ、こういった売り方もできるようになったのですね。