生成AIを知っている小学生は23%!利用に前向きな保護者も増加

べネッセコーポレーション 「生成AIの利用に関する調査」2024 生成AIを知っている小学生は23% 保護者は53% うち、利用に肯定的な保護者は66% 昨年より10ポイント増加 | 株式会社ベネッセホールディングスのプレスリリース

株式会社ベネッセホールディングスのプレスリリース(2024年7月17日 14時00分)べネッセコーポレーション 「生成AIの利用に関する調査」2024 生成AIを知っている小学生は23% 保護者は53% うち、利用に肯定的な保護者は66% 昨年より10ポイント増加

ChatGPTなどの生成AIについては、何度も記事にしてきました。みなさんの中にも使ってみた人、すでにいろいろ使ってみた人もいるのではないでしょうか。
さて、最近の調査で、23%の小学生が生成AIを知っていることがわかりました。保護者の間でも66%が生成AIの利用に賛成しています。

生成AI知ってる?

小学3~6年生
2024年の調査によると、小学3~6年生の23%が生成AI(ChatGPTなど)を知っていると答えました。この割合は昨年より9ポイント減っています。

保護者
保護者の53%が生成AIを知っていると答えました。保護者の方が生成AIに詳しいですね。

小学生の利用経験

生成AIを知っている小学生の約7割が使ったことがあり、この割合は昨年とほぼ同じです。

生成AIの利用に対する保護者の意見

肯定的な意見
66%の保護者が生成AIの利用に賛成しています。この割合は昨年より10ポイント増えました。理由としては、「新しい技術を使う力が身につくから」が一番多いです。

否定的な意見
一方で、4.1%の保護者は生成AIの利用に反対しています。理由としては、「自分で考えなくなるかもしれないから」が多いです。

生成AI使ってみたい?

約9割の小学生が生成AIの利用に賛成しています。「たくさん使いたい」や「少し使ってみたい」と答えています。

生成AIを使いたい場面として、「好きなことを調べる時」が一番多く、次に「勉強でわからないことを解決する時」や「自由研究などの調べ学習の時」が続いています。

生成AI利用時に大事なこと

生成AIを使う時に大事なこととして、親子ともに「個人情報を入力しないこと」が最も重要だと考えています。これは安全に生成AIを使うために必要なポイントです。

まとめ
  • 小学3~6年生の23%が生成AIを知っている。
  • 保護者の53%が生成AIを知っており、そのうち66%が利用に賛成している。
  • 小学生の約7割が生成AIを使ったことがある。
  • 利用に賛成している保護者が昨年より10ポイント増えた。
  • 子どもも保護者も生成AIを「好きなことを調べる時」に使いたいと考えている。

2024年の他の調査では、生成AIが学校での勉強に役立っていることが報告されています。例えば、生成AIを使った新しい勉強道具や教材が作られ、勉強の仕方が変わりつつあります。

生成AIは新しい技術で、上手に使えばいろいろなことを学べる道具です。おうちの人と一緒に、どんな時に生成AIを使うのがいいか話してみてください。例えば、自由研究のテーマを見つける時や、興味のあることを調べる時に使うのはどうでしょうか?生成AIの使い方について親子で考えてみるのもいいですね。

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記事作成者

清水 裕矢 | Shimizu Yuya
清水 裕矢 | Shimizu YuyaProgress CFO / こども未来投資プロジェクト 代表理事
山口県防府市出身。大学卒業後に学習塾講師、パソコンインストラクター/営業を経て、外資系産業ガス企業に入社。以降、複数企業・複数業種の財務経理責任者・CFO歴任。こどもの金融リテラシー講座 CA$H! 講師/カリキュラム・テキスト作成。
「会計・IT・英語があれば、仕事に困らない」がポリシー。nine inch nailsやMetal Coreを愛聴。