高校生の夢と挑戦:起業と留学に興味津々
高校生の起業志望率は13.9%で大学生の12.4%を上回る=ペンマーク調べ= | ICT教育ニュース
ペンマークは18日、同社の学習管理SNS「Penmark」を利用している全国の現役高校生約13万人を対象に実施した、「高校生活実態調査(キャリア編)」の結果をまとめ発表した。 それ […]
「Penmark」という勉強の管理アプリのペンマーク社は、アプリを使っている全国の高校生約13万人に「将来なりたい職業」などを調査した結果を発表しました。
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調査によると、高校生のうち「起業したい(自分で会社をはじめたい)」と思っている人が13.9%いました。これは大学生の12.4%を上回ります。また、高校生が興味を持っている仕事は、「IT・エンジニア系」が最も多く、その次に「起業したい」「医療・介護系」などがありました。
学年ごとに見ると、起業志望や企画・マーケティングへの興味は、学年が上がるにつれて増えました。
また、高校生が興味を持つ資格やスキルは「TOEIC・TOEFL・英検」「IT・プログラミング」など。その他、留学したいと考えている高校生は43.3%で、アメリカやカナダが人気の留学先です。
起業する場合、多くの人が「スタートアップ」を選びました。スタートアップとは、まだ世の中に広まっていない新しい商売のことです。自分で会社をはじめるのに向けて、「経済学を学ぶ」「インターネットで研究する」などの準備をすることがあげられました。
この調査から、若い世代でも「自分で会社をやってみたい」「留学してみたい」という興味関心が高まっていることがわかりました。自分が得意だったり、興味を持った分野を深く学び、しっかりと準備して「実際に動く」ことが大切になるでしょう。
私がやっている「お金を学ぶ授業」を受けている生徒さんたちに将来なりたい職業のことについて聞くことがありますが、まだ「これをしたい」と言える人は多くありません。
学ぶ時間、夢に向かって行動する「若いとき」は、思ったより短い…と歳をとった私は若い頃を振り返って思います。ぜひ若いときの柔らかい頭と好奇心、行動力を使って将来役立つ力を身に付けてください。