【夏休み特別企画】お金や金融経済を学ぼう!中学生向け自由研究テーマ

中学生のみなさん、夏休みの自由研究に何をしようか迷っていませんか?お金や経済について学ぶことは、将来の生活にとても役立ちます。

今回は、金融リテラシー調査、クレジットカードとローン、そして起業とビジネスプランという3つのテーマを、それぞれの具体的な研究方法やヒントといっしょに紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

テーマ:金融リテラシー - お金の知識と管理のスキルを身につけよう

金融リテラシーとは?

金融リテラシーとは、お金を正しく管理し、賢く使うための知識とスキルのことです。これには、貯金、投資、ローン、保険などの基本的な知識が含まれます。

なぜ金融リテラシーが大切なのか?

金融リテラシーが高いと、自分の将来のために計画的にお金を使うことができます。逆に、金融リテラシーが低いと、無駄遣いや借金に悩まされることが増えるかもしれません。

金融リテラシー調査2022の結果

金融リテラシー調査2022によると、日本の若者の金融リテラシーは他国と比べて低いことがわかっています。特に、貯金や投資についての知識が不足していることが指摘されています。

自由研究の具体的な方法

1. 金融リテラシーについて学ぶ

  • ステップ1: 図書館やインターネットで「金融リテラシー」について調べます。基本的な用語や概念を理解しましょう。「貯金」「投資」「ローン」「保険」などをキーワードに検索してみてください。
  • ステップ2: 見つけた情報をノートにまとめ、自分なりに理解した内容を書き出しましょう。
  • ステップ3: 本やウェブサイトを活用して、金融リテラシーの大切さについてさらに詳しく学びます。特に、金融リテラシーが低いとどのようなリスクがあるのかに注目しましょう。

2. 金融リテラシー調査2022の結果を分析する

  • ステップ1: 金融リテラシー調査2022の報告書をダウンロードします。<こちら>
  • ステップ2: 報告書を読み、日本の若者の金融リテラシーの現状についてまとめます。特に気になった点や驚いた点をピックアップしましょう。
  • ステップ3: 他国との比較を行い、どの国が高い金融リテラシーを持っているのかを調べ、その理由について考察します。

3. レポートを作成する

  • ステップ1: 学んだ内容を元に、レポートの構成を考えます。例えば、はじめに金融リテラシーの定義と大切さについて説明し、その後に調査結果の分析、最後に自分の意見や改善策をまとめると良いでしょう。
  • ステップ2: レポートにグラフや図を追加し、視覚的にわかりやすくします。調査結果を元に、データをグラフ化することで、読者にとって理解しやすくなります。
  • ステップ3: レポートを書き終えたら、家族や友人に読んでもらい、意見を聞いて改善します。

テーマ:クレジットカードとローンの仕組み - 賢くお金を使う方法を学ぼう

クレジットカードの仕組み

クレジットカードは、買い物をする際にお金を直接支払わず、後でまとめて支払うことができるカードです。利用した金額は、月末に請求され、翌月に支払うことが一般的です。

クレジットカードのメリットとデメリット

クレジットカードのメリットは、現金を持ち歩かずに済むことや、ポイントが貯まることです。しかし、使いすぎると返済が困難になり、借金が増えるリスクがあります。

ローンの仕組み

ローンは、銀行や金融機関からお金を借りて、後で利息をつけて返す仕組みです。住宅ローンや自動車ローン、教育ローンなど、目的に応じたローンがあります。

ローンのリスク

ローンを利用する際には、利息を含めて返済計画をしっかり立てることが重要です。返済が滞ると、信用情報に傷がつき、将来的に新たなローンを組むことが難しくなることがあります。

自由研究の具体的な方法

1. クレジットカードとローンの基本を学ぶ

  • ステップ1: 図書館やインターネットでクレジットカードとローンの仕組みを調べます。「クレジットカード 仕組み」「ローン 仕組み」などのキーワードで検索してみましょう。
  • ステップ2: 見つけた情報をノートにまとめ、各概念の利点とリスクを整理します。
  • ステップ3: 学んだ内容をもとに、クレジットカードとローンの違いや共通点について比較します。

2. クレジットカードとローンの利用事例を調べる

  • ステップ1: クレジットカードやローンを利用している人の体験談をインタビューします。家族や友人に話を聞くのも良いでしょう。
  • ステップ2: インタビュー内容をまとめ、どのように利用しているのか、どのような利点やリスクがあるのかを整理します。
  • ステップ3: インタビュー結果を元に、自分の考えや意見をまとめます。

3. リスク管理について考える

  • ステップ1: クレジットカードやローンを安全に利用するためのリスク管理方法を調べます。「クレジットカード リスク管理」「ローン リスク管理」などのキーワードで検索します。
  • ステップ2: 見つけたリスク管理方法をまとめ、自分なりのリスク管理プランを考えます。
  • ステップ3: リスク管理プランをレポートにまとめ、どのように実践するかを具体的に記述します。

テーマ:起業とビジネスプラン - 自分のアイデアを形にする方法を学ぼう

※むずかしいので、おうちの方にも手伝ってもらいましょう

起業とは?

起業とは、自分で新しいビジネスを始めることです。起業家は、自分のアイデアを形にし、新しい商品やサービスを提供するためにビジネスを立ち上げます。

ビジネスプランの大切さ

ビジネスプランは、起業する際に必要な計画書です。どんな商品やサービスを提供するのか、ターゲット市場はどこか、どのように利益を上げるのかなど、具体的な計画を立てます。

起業のステップ

起業にはいくつかのステップがあります。まず、ビジネスアイデアを考え、そのアイデアを実現するためのリサーチを行います。その後、ビジネスプランを作成し、資金調達を行い、実際にビジネスを立ち上げます。

自由研究の具体的な方法

1. 起業について学ぶ

  • ステップ1: 図書館やインターネットで起業の基本を調べます。「起業 方法」「ビジネスプラン 作り方」などのキーワードで検索してみましょう。
  • ステップ2: 成功している起業家の事例を調べ、その共通点や成功の秘訣を見つけます。
  • ステップ3: 見つけた情報をノートにまとめ、自分なりに起業のメリットやリスクを整理します。

2. ビジネスプランを作成する

  • ステップ1: 自分が興味を持っているビジネスアイデアを考えます。例えば、趣味や興味のあることからアイデアを出してみましょう。
  • ステップ2: そのアイデアを具体的なビジネスプランに落とし込みます。ターゲット市場、マーケティング戦略、収益モデルなどを具体的に計画します。
  • ステップ3: ビジネスプランを書き終えたら、家族や友人に見てもらい、意見を聞いて改善します。

3. 起業家にインタビューする

  • ステップ1: 実際に起業している人を見つけ、インタビューのアポイントメントを取ります。地元のビジネスオーナーや知り合いの起業家などが良いでしょう。
  • ステップ2: インタビューでは、起業のプロセスや成功の秘訣、失敗から学んだことなどを聞きます。
  • ステップ3: インタビュー結果を元に、自分のビジネスプランを見直し、改善点を考えます。

まとめ

  • 金融リテラシーを学ぶことで、お金を正しく管理し、将来の計画を立てる力が身につきます。
  • クレジットカードとローンの仕組みとリスクを理解することで、安全にお金を利用する方法を知ることができます。
  • 起業とビジネスプランを学ぶことで、自分のアイデアを形にし、新しいビジネスを立ち上げるための具体的な知識が得られます。

金融や経済に関する自由研究は、将来に役立つ知識を身につける絶好の機会です。ぜひ、自分の興味を持ったテーマで研究を進めてみてください。

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記事作成者

清水 裕矢 | Shimizu Yuya
清水 裕矢 | Shimizu YuyaProgress CFO / こども未来投資プロジェクト 代表理事
山口県防府市出身。大学卒業後に学習塾講師、パソコンインストラクター/営業を経て、外資系産業ガス企業に入社。以降、複数企業・複数業種の財務経理責任者・CFO歴任。こどもの金融リテラシー講座 CA$H! 講師/カリキュラム・テキスト作成。
「会計・IT・英語があれば、仕事に困らない」がポリシー。nine inch nailsやMetal Coreを愛聴。