熊本の交通ICカード廃止は1ヶ月早くなりました
交通系ICカード廃止は11月16日以降に前倒し 5事業者|NHK 熊本県のニュース
【NHK】熊本県内で路線バスや鉄道を運行する5つの事業者はことし12月からとしていた全国交通系ICカードの廃止を、1か月ほど前倒しして、11月16日…
みんながバスや電車に乗るときに使う「Suica(スイカ)」や「SUGOCA(スゴカ)」などの交通ICカードが、熊本県では11月16日から使えなくなります。本当は12月に廃止される予定でしたが、少し早めに使えなくなることになりました。
コチラは、ICカードが使えなくなると決まったときの記事です。
さよなら交通系ICカード!熊本県でタッチ決済導入へ
みんなはバスや電車に乗るとき、どうやって払っていますか。お金ではなくICカードでピッと支払いをしている人も多いのではないでしょうか。でも、熊本県ではそのICカードが使えなくなるそうです。代わりに新しいタッチ決済という方法 […]
どうしてICカードが使えなくなるの?
熊本県でバスや電車を運行している5つの会社(九州産交バス、産交バス、熊本電鉄、熊本バス、熊本都市バス)が、ICカードのサービスを11月16日から廃止すると発表しました。本当は12月に廃止予定でしたが、国の補助金を利用するための期限が早くなったので、1か月早く廃止することになったんです。
具体的には、交通系ICカードのシステムを新しくするためにかかる費用が12億円以上もするそうです。このお金をかけるのは難しいため、新しい決済方法を導入することに決めたんです。
新しい支払い方法はどうなるの?
ICカードが使えなくなる代わりに、2024年3月からクレジットカードのタッチ決済やスマートフォンでのQRコード決済が導入される予定です。これらの新しいシステムは、ICカードよりも費用が安く、バスや電車の会社にとって助かります。例えば、タッチ決済のシステムは半分くらいの費用で導入できるそうです。
でも、みんなが使い慣れているICカードが急に使えなくなると不便ですよね。新しいシステムが始まるまでの間は、現金や地域限定の「くまモンのICカード」で支払いができます。
クレジットカードを持っていないこどもたちはどうするの?
「クレジットカードって大人が持つものだし、私たちはどうすればいいの?」と思うかもしれませんね。でも心配しなくて大丈夫です!新しいシステムが始まるまでは、現金やくまモンのICカードが使えるので、こどもたちも安心してバスや電車を利用できます。
将来的には、こどもたちでも使いやすいプリペイドカードやスマホ決済の方法がもっと広がるかもしれません。たとえば、コンビニでお菓子を買うときに使うプリペイドカードのようなものが、バスや電車でも使えるようになるかもしれませんよ。
他の地域でも同じようなことが起きるの?
今回の熊本県での交通ICカード廃止は、全国的にも注目されています。特に、地方のバス会社や電車会社では、ICカードの更新費用が高すぎるという理由で、熊本と同じようにICカードを廃止して、他の支払い方法に移行する動きが出ています。
例えば、北海道や他の地方都市でも、ICカードの廃止が検討されているところがあります。特に人口が少なくて、利用者が少ない地域では、こうした変更が今後増えていくかもしれません。
まとめ
- 熊本県の交通ICカードが11月16日から使えなくなる
- 廃止の理由は、システム更新にかかる費用が非常に高いから
- 2024年3月からクレジットカードやQRコードで支払うことができるようになる
- 新しいシステムが始まるまでは現金や「くまモンのICカード」を使って支払いをする
- 他の地域でもICカード廃止の動きが広がる可能性がある
最近、首都圏でもバスや電車でQRコード決済が導入され始めています。このように、みんなが普段使っている交通手段の仕組みが変わろうとしています。便利さのウラにはお金がかかります。バランスをどう取るか、バスや電車の会社は苦労することになりそうです。
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