しゅくだいやる気ペン
コクヨ、「しゅくだいやる気ペン」を使った家庭学習習慣化の実験結果を公表 | ICT教育ニュース
コクヨは11月30日、同社のIoT文具「しゅくだいやる気ペン」を使って、岐阜市立岐阜小学校で実施した、「家庭学習の習慣化に関する実証実験」の結果をまとめ発表した。 同実験は、同小学 […]
教育メディアACTIVE!では、本トピックに関しての「お子さまへの問いかけ例と解答例」を掲載しております。
みなさんは、宿題や勉強をやる気にならないことはありますか?
あとでやろう。明日やろう。今日はつかれてるから。そう思ってやる気にならないことはありますか。
文房具や机などを作っているコクヨが「しゅくだいやる気ペン」という特別なペンを作りました。このペンは「宿題をするやる気を出してくれるペン」だというのです。岐阜市立岐阜小学校でこのペンを使った実験をしました。1年生と2年生の86人の子どもたちがこのペンを使ってみました。
このペンはふつうのえんぴつに取り付けて、スマホのアプリといっしょに使います。勉強するとき、このペンが「やる気パワー」として表示され、勉強する気持ちを高めます。
実験の結果、子どもたちの70%が家での勉強を習慣にすることができたということです。これは、ペンを使う前に比べて44ポイントも上がった数値です。特に、「花マル」をつけているおうちでは、こどもたちが半年以上たっても、このペンを使い続けて宿題や勉強をしていました。
さらに毎日同じ時間にこのペンを使って宿題や勉強をしていたのです。
この実験から、家庭での勉強の習慣化には、この特別なペンが役立つことがわかりました。また、おうちの人が「花マル」をつけてあげたりすることが大事で、やる気につながることもわかりました。これからもっと多くの学校でこの実験をしていく予定です。
みなさんは使ってみたいでしょうか。やる気を出すのがむずかしいときに、こんなペンが役に立つ人もいるでしょう。
インターネットなどの技術が発達することで、昔だったら(今も?)「勉強しなさい!」と言われていやいややっていた宿題が、楽しみながらやれるようになるこどもがふえていくかもしれませんね。