ナスカの謎を解け!AIが見つけた303の新しい地上絵
山形大学は24日、ナスカの地上絵の目的が儀礼活動に使われたことが明らかになったと記者会見で発表しました。AIを活用し始めたおととし以降、新たに303件の地上絵が見つかったことも分かりました。
みなさん、ナスカの地上絵って聞いたことがありますか?ペルーにある大きな地上絵で、飛行機からでないと全部を見ることができないくらい大きいのです。
最近、山形大学とアメリカの研究チームがAI(人工知能)を使って、303もの新しい地上絵を見つけたそうです。この地上絵は何のために描かれたのか、どんな種類があるのかを調べました。
AIで発見された新しいナスカの地上絵
山形大学とアメリカのIBMがAIを使って、ペルーのナスカで新しい地上絵を発見しました。去年までの6か月間で、人間や動物の形をした303の地上絵が見つかりました。ナスカの地上絵は、昔の人たちが描いたものですが、なぜ描かれたのか長い間わかっていませんでした。
2種類の地上絵の目的
発見された地上絵は、2つの種類があります。
1つ目は、線で描かれた大きな地上絵で、これは巡礼(じゅんれい)という宗教的な旅行のために使われていたそうです。例えば、巨大な動物の絵のそばには、きれいな土器が落ちていました。これは、儀式のときに土器を割って使ったことを意味していると考えられています。
小さな地上絵の謎
もう1つの種類は、小さい地上絵で、くねくねした道のそばに描かれています。ここには、人や動物の頭が描かれていて、個人や小さなグループが儀式をするために使われていたと考えられています。
今後の調査に期待
山形大学は、これからもナスカの地上絵を調査して、その謎を解き明かしていく予定です。AIの技術が進むことで、もっと多くの地上絵が発見されるかもしれません。
まとめ
- 山形大学とアメリカの研究チームが、AIを使って303の新しいナスカの地上絵を発見
- 地上絵には、大きな絵と小さな絵の2種類がある
- 大きな地上絵は、巡礼の儀式に使われ、小さな地上絵は個人や小さなグループの儀式に使われていた
- 山形大学は今後も調査を続け、さらに多くの地上絵を解明していく予定
ナスカの地上絵と同じように、エジプトのピラミッドも長い間謎に包まれていましたが、今では多くのことがわかってきています。ピラミッドの内部や建築技術についての最新の研究もぜひチェックしてみてください。
ナスカの地上絵は、昔の人々がどのように神様に近づこうとしていたかを教えてくれます。現代の私たちは、どんな儀式やお祭りを通じて伝統や文化を守っているでしょうか?
AIのような新しい技術が、昔の謎を解明するのに役立っています。これからも新しい技術が「謎」を解いてくれるかもしれませんね。
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