ニューロダイバーシティって?発達障害を活かす仕事
発達障害の特性をIT領域で生かす 三井住友信託、セブン銀行など8社が研究会 専用インターンも - ITmedia NEWS
日本総合研究所や三井住友フィナンシャルグループ、セブン銀行など8社は、発達障害のある人の能力を高度・先端IT領域で生かすことを目的に「ニューロダイバーシティマネジメント研究会」を設立したと発表した。
発達障害ということばを聞いたことがありますか。発達障害を持つ人には数字を正確に数えたり、パズルを解いたりするのが得意な、特別な才能や能力を持っていることが多いのです。
今回、三井住友信託銀行やセブン銀行など8つの企業が、発達障害のある人たちがその特別な力を使って、ITの分野で活躍できるように助ける新しいプログラムを始めました。
発達障害ってなに?
発達障害は、生まれつき脳の働きがちょっと違って、学校や友だちとのやりとりが難しいことがあります。でも、逆に他の人にはできないことが得意だったりもします。たとえば、IT分野で必要な細かい仕事や、ゲームのプログラミングに向いている人もいるんです。
ニューロダイバーシティってなに?
「ニューロダイバーシティ」という言葉は、みんなの脳がそれぞれ違う動きをすることを大切にしよう、という考え方です。たとえば、発達障害がある人はコミュニケーションが少し苦手なことがあるけど、その代わりに、ものごとをしっかり考える力や、細かい作業が得意な人が多いのです。
8社が協力して新しい取り組みをスタート
日本総合研究所、三井住友フィナンシャルグループ、セブン銀行、三井住友信託銀行、SCSK、電通総研、TIS、アイディルートコンサルティングの8つの企業が協力して、「ニューロダイバーシティマネジメント研究会」を作りました。発達障害のある人たちがIT業界で活躍できるように、どんな仕事が向いているのかや、どうやってサポートすればいいかを考えています。2025年には、発達障害のある人向けのインターンシップも始める予定です。
発達障害の特性をどうやって活かすの?
発達障害のある人たちは、細かい作業を続けたり、ものごとを論理的に考えるのが得意です。でも、コミュニケーションが少し苦手で、学校や会社で困ることもあります。そこで、この研究会は、発達障害のある人たちがその得意なところを活かして、ITの仕事で輝ける環境を整えることを目指しています。
ITの仕事ってどんなこと?
今、ITの世界では新しいゲームを作ったり、コンピュータで仕事を手伝うソフトウェアを作ったりしています。そんな仕事は、発達障害のある人たちが特に得意な分野です。企業も、そういった人たちの力を借りて、もっとよい製品やサービスを作りたいと考えています。
まとめ
- ニューロダイバーシティは、脳の多様性を大切にする考え方
- 発達障害のある人たちは、特別な能力を持っていることが多い
- 三井住友信託銀行など8社が協力して、発達障害者の特性を活かすプロジェクトをスタート
- 2025年には、発達障害のある人向けのインターンシップを予定
- IT業界で発達障害者が活躍することを期待
ITの世界では、コンピュータやゲームを作る仕事が多く、発達障害のある人たちがその力を発揮できる場がたくさんあります。あなたの得意なことは何か、それをどんなふうに仕事に活かせるのか、将来どんな仕事をしたいか、考えてみてはいかがでしょうか?
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