トイレにお金がかかる?海外の高速道路のちょっとびっくりな話
通行無料も「トイレは有料」それどこの高速道路? ドイツ・オーストリア驚きの高速道路最前線 | 佐滝剛弘の高速道路最前線 | 東洋経済オンライン
通行料金を支払えば、途中のサービスエリアやパーキングエリアのトイレなどは無料で使えるのが、日本の高速道路である。しかし、世界に目を向ければ、そのシステムが“当たり前”でない場合もある。この8月、ドイ…
みなさん、日本の高速道路のトイレは無料で使えるのが普通だと思っていませんか?でも、ドイツやオーストリアの高速道路ではトイレが有料なのです。
元の記事では、ドイツやオーストリアの高速道路を走ってみて分かった、日本とは違うびっくりルールを紹介しています。どうしてトイレにお金がかかるのでしょう。
ドイツの高速道路:アウトバーンって?
ドイツの「アウトバーン」は、普通の車は通行料がかかりません。でも、重たいトラックは1995年から有料になり、最近では3.5トン以上の車も通行料を払わなくてはいけません。これは道路を守るためで、特に重たい車が通ると道路が傷んでしまうので、その修理代を通行料で集めているのです。
日本の高速道路はすべての車に通行料がかかりますが、これも道路の修理などに使うためです。
オーストリアの「ビネット」って?
オーストリアでは、小さな車でも高速道路を使うときは「ビネット」というシールを買って車に貼る必要があります。最近ではインターネットで車の番号を登録する「デジタルビネット」も使えるようになりました。
トイレが有料?どうして?
日本では、サービスエリアのトイレは無料で使えるのが普通ですよね。でも、ドイツやオーストリアではトイレが有料です。オーストリアでは0.5ユーロ(約80円)、ドイツでは1ユーロ(約160円)かかります。これは、トイレを清潔に保つためのお金です。現地の人たちは当たり前にお金を払っているので、日本との違いに驚くかもしれません。
日本の高速道路の通行料は、サービスエリアのトイレ掃除にも使われています。
サービスエリアでの食事
日本のサービスエリアには、たくさんの食べ物が並んでいて、好きなものを選べるのが楽しいですよね。ドイツやオーストリアのサービスエリアでは、日本ほど選べるものは多くありませんが、簡単にお腹を満たすことができます。
ただし、飲み物は日本のように無料のお水やお茶が出ないので注意が必要です。料金も少し高めなので、旅行中はその点も気にしておくと良いでしょう。
環境を守る交通手段
ドイツやオーストリアは環境にやさしい国として知られています。だから、できるだけ車ではなく電車で移動することが推奨されています。ドイツでは、トラックなどから集めた通行料の一部を電車の修理や整備に使っています。このようにして、移動手段でも環境を守る努力がされているんです。
まとめ
- ドイツのアウトバーンは普通車は無料、トラックは有料
- オーストリアでは「ビネット」というシールを買って高速道路を利用
- ドイツやオーストリアのサービスエリアのトイレは有料
- サービスエリアの食事は日本より少し高め
- ドイツでは通行料の一部が電車の修理などに使われる
ドイツやオーストリアでは、高速道路の通行料が環境を守るための鉄道に使われています。車と電車、みなさんは移動するならどっちが好きですか。車は自分の都合で移動することができますが、二酸化炭素を出しながら走るので、環境にあまり良いわけではありません。でも電車は二酸化炭素をあまり出しませんが「電」車なので、電気を使います。電気を使うということは、発電が必要です。火力発電では石炭などを燃やして二酸化炭素を出します。
どちらかが絶対に良いということはありません。私達は環境と生活の便利さの良いバランスを考えていく必要がありますね。
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