ポーターの人気シリーズ「タンカー」:植物から作るかばんに大変身!
あの「ポーター」が人気商品を大胆に変えた裏側 価格2倍にしても素材変えた吉田カバンの挑戦 | 日本企業の強みを再確認 「~らしさ」って何? | 東洋経済オンライン
出張で大阪に向かおうと品川駅を歩いていたら、エキナカにある「PORTER(ポーター)」のショップに目が留まった。こっくりしたアイアンブルーのカバンは、見たことがないラインナップ。聞いてみると、人気シリーズ…
みなさん、カバンが壊れたらどうしていますか?新しいカバンを買いますか、それとも修理しますか?
ポーターの「TANKER(タンカー)」シリーズは、人気のカバンですが、その素材を植物由来に変え、修理をする取り組みもしています。どうしてそんなことをしているのでしょう。物を大切に使うことの大切さについて、考えてみませんか。
ポーターの新しい挑戦
「TANKER」は、軽くて丈夫なナイロンのカバンとして、1983年に登場しました。最近、ポーターはこのカバンをリニューアルし、石油から作るナイロンではなく、植物からできたナイロンを使うようにしました。これにより、地球に優しいカバンになったのです。価格が2倍になりましたが、多くの人に受け入れられています。
ポーターの修理へのこだわり
ポーターのショップでは、カバンの修理をしてくれるコーナーがあります。カバンを長く使いたいお客さんのために、壊れた部分を直してくれるのです。新しいカバンを作るよりも手間がかかるけれど、大事なカバンを長く使ってもらいたいという思いから、この取り組みが行われています。
吉田カバンの大切な理念
ポーターを作っている「吉田カバン」の社長、吉田幸裕さんは「変わらないと進めない」と言っています。ポーターは長く使ってもらえるように工夫されており、修理することでカバンに対する思い出も大切にしています。カバンをただ作るだけでなく、直して使い続けてもらうことで、物を大事にする心を大切にしているのです。
まとめ
- ポーターの「TANKER」シリーズが植物由来の素材にリニューアル
- 石油を使わない、環境に優しいカバン作り
- 吉田カバンの理念「変わらないと進めない」が製品に反映されている
- 修理を通じて、物を大切に使う心を育てている
他のサステナブル(環境に優しい)な商品やリサイクルの取り組みをしている商品や企業もたくさんあります。環境に配慮した洋服や、リサイクル素材を使った商品について調べてみましょう。
みなさんの家でも、壊れたものを修理して使っていますか?ポーターでは、壊れたカバンを直して長く使えるようにする取り組みを行っています。服やおもちゃが壊れたとき、新しいものを買うだけでなく、修理して長く使う方法を考えてみるのもいいかもしれません。
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