「お米が足りない！」でも本当に買いだめが必要？

6～7月くらいから、米不足についてニュースやSNSなどで話題になり始めました。8月中旬でもそれは変わっていません。前よりも米が売り切れやすくなったところも増えたようです。このキッズノミクスでも、何度か米不足の記事を紹介しましたが、ほかのニュースよりもよく読まれています。みなさん、米不足を心配しているようです。

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「米がなくなるかも？」と心配して、みんなが一気にお米を買いだめしてしまうと、かえって本当にお米が足りなくなるかもしれません。お米の在庫が少なくなる理由や、どうしたらみんなが安心してお米を買えるようになるのか、一緒に考えてみましょう！

以前も米不足の記事で書きましたが、備蓄米自体はじゅうぶんあるので、本当に米がなくなるということは考えられません。ただ、今年は今までより売っている米が少ないのも事実です。

米不足の原因とは？

全国で「米がない！」という声が聞こえます。福井市では、首都圏や関西からの注文が急に増えたり、買いだめする人が多かったりして、コメの直売所でお米が売り切れてしまいました。

SNSで広がる「米不足」のうわさ

SNSでは、「米がない」「店の棚が空っぽ」といった投稿が多く見られます。グーグルでの検索数も「米不足」「米ない」といったキーワードが増加しており、人々の関心が高まっています。

お米の在庫が少ない理由

福井県や他の地域で、米が手に入りにくくなっています。猛暑やコロナ禍からの回復により、米の在庫が減ってしまったのです。その結果、米が不足し、価格も上昇しています。
また、パンや麺よりも値上がり幅が小さかったことで、余計に買われたことも理由です。

そして、「米がなくなるかも！」と不安になって買いだめをする人も増えています。こうしたことが米不足の理由です。

新米の登場で解決？

関西や福井などでは、すでに新米の出荷が始まっており、品質も良好です。農林水産省は、今後コメの品薄状態が解消されると見ており、消費者には「買いだめをせず、普段どおりに購入してほしい」と呼びかけています。

「お米がなくなるかも」と思って買いだめをすると、必要以上に米が買われてしまい、本当にお米が足りなくなることがあります。みんなが冷静に行動すれば、問題が大きくならずに済むでしょう。

まとめ

• 買いだめがかえって問題を大きくすることがある
• SNSで「お米がない」との投稿が増加中
• お米の需要が増え、在庫が少なくなっているが、なくなることはない
• 新米が出回れば、品薄は解消される見込み

もしみんなが「お米がなくなるかも」と思って大量に買ってしまうと、本当にお米が足りなくなることがあります。大地震や台風などのときにも必要以上にモノを買い占めて安心しようとする人がいます。こういう人はどんなことを考えているのか、それにより社会にどんな影響があるのかも話し合ってみましょう。