SNSで広がる詐欺(さぎ)!ニセモノの”トモダチ”にだまされないで
詐欺疑って交流絶った男性、食欲なくなるほど気になり謝罪…最終的に詐欺と気付いた「機械的メッセージ」 : 読売新聞
【読売新聞】 SNSを利用し、投資話を持ちかける「SNS型投資詐欺」と、恋愛感情を抱かせる「ロマンス詐欺」が増えている。突然の電話で混乱させる特殊詐欺とは異なり、時間をかけて信用させるのが特徴だ。被害者が周囲から見えにくいネット銀行
TikToK、インスタグラム、YouTube、LINE、BeReal… みなさんもSNSを使って友達と話したり、新しい友達を作ったりすることがあるでしょう。でも、そのSNSで知り合った人が本当は詐欺師だったらどうしますか?SNSで増えている詐欺の話を紹介しながら、だまされないための方法を考えましょう。
SNSでだまされるのは、こどもや若い人だけはありません。大人、高齢者もたくさんだまされてお金を盗まれています。
SNS型詐欺とは?
最近、SNSを使った詐欺が増えています。その中でも、「SNS型投資詐欺」と「ロマンス詐欺」があります。
- SNS型投資詐欺:
SNSで知り合った人が「この投資はすごく儲かるよ!」と言ってお金をだまし取る手口です。 - ロマンス詐欺:
SNSで恋愛感情を持たせてお金を要求する手口です。
実際の詐欺の話
秋田市の60歳の男性がインスタグラムで「ローラ」と名乗る女性と知り合いました。趣味の話をしているうちにLINEでやり取りするようになり、投資をすすめられました。最初は詐欺を疑いましたが、謝ってまた連絡を取り始め、最終的に65万円を送金してしまいました。詐欺に気づいたのは、変な日本語のメッセージが来たからです。
詐欺を見抜くポイント
- 不自然なメッセージ:
「あなたは多額の払戻しドルなので、両替料を支払う必要があります」など、変な日本語や機械的なメッセージが来たら注意です。 - 急な要求:
「日本に行きたい」「病気になったのでお金が必要」など、お金を要求するメッセージが来たら詐欺の可能性があります。
詐欺を防ぐために
- お金の話が出たら疑う:
SNSで知り合った人が急にお金の話をしてきたら、詐欺を疑いましょう。 - 怪しいメッセージに注意:
変な日本語や機械的なメッセージが来たら無視しましょう。 - 大人に相談する:
少しでも怪しいと思ったら、すぐに大人に相談しましょう。
まとめ
- SNSで知り合った人にお金を送らない
- 不自然なメッセージに注意
- 大人に相談する
SNSを使うことが増えている今、詐欺に対する知識を持つことはとても大事です。家族と一緒にSNSの使い方や、詐欺の対策について話し合ってみてください。どんなメッセージが怪しいのか、どう対処すればいいのかをみんなで共有することで、被害を防ぐことができます。
特にロマンス詐欺のような「人の心」を悪用するやり方には年齢や性別関係なくだまされやすいとされています。「落ち着いて」「よく考えて」「はずかしくても人に相談する」ようにしましょう。
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