記名式Suica・PASMOも販売中止へ - 産経ニュース

JR東日本などは31日、世界的な半導体不足の影響を受け、交通系ICカードのSuica(スイカ)とPASMO(パスモ)の記名式カードの販売を8月2日から一時中止…

SuicaとPASMO。電車やバスに乗るときだけでなく、コンビニなどでも使える便利な「交通系ICカード」。先にお金を払って、カードの中に入れる「プリペイドカード」です。
東京や首都圏に住んでいる人は持っている人も多いと思います。それ以外の地域でも、ICOCA、SUGOCAなどの名前で売っています。

パソコンなどで使われる半導体という部品が世界中で足りなくなっています。コロナの影響もあって、作るのが追いついていません。
実は、SuicaやPASMOなどの交通系ICカードにも使われています。
でも、この半導体が足りなくなっていることで、JR東日本は8月2日からしばらく売るのをお休みするということです。6月からはすでに、カードに持ち主の名前を登録しないタイプのカードは売るのをお休みしていました。今回は、名前を登録するタイプまで売らなくなるのです。

ただ、Suicaの定期券は普通に買えるし、カードをなくした時のサポートも続きます。また、青森、盛岡、秋田のエリアではカードを売り続けるみたいです。ただ、外国から来る人が使うカードは、1人1枚だけ買えるように制限するんだって。

プリペイドカードはとても便利だけど、部品が足りないとこんなふうに売るのがおやすみになることもあるのですね。
この、半導体は世界では主に中国が作っていますが、日本も主な生産国なのです。
2022年 中国21% 台湾19% 韓国17% 日本16%