SuicaとPASMO。電車やバスに乗るときだけでなく、コンビニなどでも使える便利な「交通系ICカード」。先にお金を払って、カードの中に入れる「プリペイドカード」です。
東京や首都圏に住んでいる人は持っている人も多いと思います。それ以外の地域でも、ICOCA、SUGOCAなどの名前で売っています。
パソコンなどで使われる半導体という部品が世界中で足りなくなっています。コロナの影響もあって、作るのが追いついていません。
実は、SuicaやPASMOなどの交通系ICカードにも使われています。
でも、この半導体が足りなくなっていることで、JR東日本は8月2日からしばらく売るのをお休みするということです。6月からはすでに、カードに持ち主の名前を登録しないタイプのカードは売るのをお休みしていました。今回は、名前を登録するタイプまで売らなくなるのです。
ただ、Suicaの定期券は普通に買えるし、カードをなくした時のサポートも続きます。また、青森、盛岡、秋田のエリアではカードを売り続けるみたいです。ただ、外国から来る人が使うカードは、1人1枚だけ買えるように制限するんだって。
プリペイドカードはとても便利だけど、部品が足りないとこんなふうに売るのがおやすみになることもあるのですね。
この、半導体は世界では主に中国が作っていますが、日本も主な生産国なのです。
2022年 中国21% 台湾19% 韓国17% 日本16%
記事作成者
-
山口県防府市出身。大学卒業後に学習塾講師、パソコンインストラクター/営業を経て、外資系産業ガス企業に入社。以降、複数企業・複数業種の財務経理責任者・CFO歴任。こどもの金融リテラシー講座 CA$H! 講師/カリキュラム・テキスト作成。
「会計・IT・英語があれば、仕事に困らない」がポリシー。nine inch nailsやMetal Coreを愛聴。
最近の記事
- こども向け社会経済ニュース2024-10-11セブン&アイが社名変更と事業再編!コンビニ事業に集中
- こども向け社会経済ニュース2024-10-11タッチでGO!みなとみらい線も関西エリアもタッチ決済スタート
- こども向け社会経済ニュース2024-10-11サトシ・ナカモトとビットコインの秘密
- こども向け社会経済ニュース2024-10-10ゲーム音楽で楽しく目覚めよう!任天堂『Alarmo』発売