三井住友銀行とPayPayが提携！ポイントがもっと使いやすくなる時代へ

みなさんは最近、現金を使わずに買い物をしたことがありますか？スマホやカードで支払う「キャッシュレス決済」は、いまや生活の一部となっています。2025年5月、三井住友フィナンシャルグループ（三井住友FG）とソフトバンクが、キャッシュレスの未来を大きく変える提携を発表しました。三井住友の「Olive」とソフトバンク系列の「PayPay」が連携し、ポイントの利用範囲が広がるのです。今回の動きが、私たちの暮らしや社会にどんな変化をもたらすのか、一緒に考えてみましょう。

三井住友とソフトバンクの提携とは？

OliveとPayPayの連携
この提携により、三井住友の「Olive」アプリからPayPayでの支払いができるようになります。また、PayPayアプリでも三井住友カードを使うことで、特典を受けやすくなる仕組みが整います。今まで別々に使っていたサービスがつながることで、キャッシュレス決済の利便性がぐんと高まります。

ポイントがもっと使いやすく
注目されているのが「ポイント連合」です。三井住友の「Vポイント」とPayPayの「PayPayポイント」が相互に交換できるようになるため、さまざまなお店でポイントを使える機会が増えます。
たとえば、コンビニで貯めたポイントを、ネットショッピングで使うこともできるようになります。

全国で進むキャッシュレス連携

三井住友とソフトバンク以外にも、銀行とキャッシュレス事業者の連携が全国で進んでいます。

• 鹿児島銀行の地域密着型戦略：「Payどん」の導入により、地域内のキャッシュレス化を後押ししています。
• UI銀行のチャージ連携強化：PayPayやララPayプラスと連携し、銀行口座からの直接チャージを可能にしました。
• イオン銀行の電子マネー活用：WAONとの連携で、オートチャージやポイント還元機能を強化しています。
• ドコモとメルカリの提携強化：d払いとメルペイの統合によって、さらなるポイント交換・決済連携が進んでいます。
• キャッシュレス利用率が過去最高に：経済産業省によると、2024年のキャッシュレス決済比率は39.3%で過去最高を記録。

このような取り組みにより、利用者はより便利でお得にキャッシュレスを使えるようになっています。

キャッシュレスが広げる新しい可能性

金融とITの融合がもたらす変化
三井住友のOliveは、銀行やクレジットカードの機能だけでなく、健康や保険などの分野まで統合した「スーパーアプリ」を目指しています。アプリ一つで、日常生活をまるごとサポートする時代が近づいています。

AIの活用による効率化
ソフトバンクのAI技術が、三井住友カードの問い合わせ対応に導入され、24時間体制でのカスタマーサービスが実現します。これは、他の企業でも導入が広がる可能性があり、業務効率の向上やサービスの質の向上につながります。

地域や交通にも影響が
キャッシュレス決済は、地方の店舗や交通サービスにも広がっています。シェアサイクルやタクシー、イベント会場などでも、非接触での支払いができるようになり、地域経済の活性化にも一役買っています。

まとめ

• 三井住友とソフトバンクの提携でキャッシュレスサービスの利便性が向上
• VポイントとPayPayポイントが交換可能に
• 地方銀行やネット銀行もキャッシュレスに対応
• スーパーアプリ化が進み、生活全体がより便利に
• AIやデジタル技術でサービスの質が向上

キャッシュレスサービスは、お金の使い方を変えるだけでなく、生活全体を便利にしてくれます。みなさんは、ふだんどんなアプリで支払いをしていますか？どんなポイントを集めているでしょうか？新しいサービスが次々に登場している今、どのようにお金と向き合うか、自分のスタイルを見直すチャンスかもしれません。あなたなら、どんな便利なサービスがあったら使ってみたいですか？