留学する高校生「12万人」に目標倍増…高額費用・大学受験に影響「ためらう家庭多いのでは」 : 読売新聞

【読売新聞】 グローバル人材を育成するため、政府は10年後の2033年に留学する高校生の目標人数を2倍に引き上げた。早いうちに国際的な視野を広げ、将来の進路選…

政府は、将来の国際的な人材を育てるために、10年後の2033年に留学する高校生の目標人数を2倍に増やすことにしました。留学すると、世界の広い視野を持てるし、将来の進路にも役立ちます。ただし、留学するためには高校生にはいくつかの問題があります。例えば、大学受験やお金のことです。

コロナの問題が少しずつおさまってきて、留学も再開してきていますが、帰国後の大学入試の対策やお金の面で課題があります。高校生が留学する場合、現地の授業や環境に追われ、受験勉強との両立が難しいことがあります。また、留学にはお金がたくさんかかることも留学を難しくしている理由の一つです。

こういった留学を難しくさせている問題を解決するためには、もっと支援が必要になります。

留学はお金や問題があるけれども、異なる文化に触れる経験はとても貴重な体験です。
留学生教育学会の会長は、国が目標をたてるだけでなく、留学がしやすい環境を整えることにも取り組む必要があると言っています。

アメリカなどに1年以上滞在した場合の費用は300万円以上かかる、とこの記事で情報誌「留学ジャーナル」編集長は言っていました。

貴重な経験をするためにお金を使うことはムダなことではありません。でも、誰よりもやる気や留学して学びたいという気持ちがあっても、お金がなければ難しかったりもします。

国が1ヶ月最大16万円までお金を出してくれる制度もありますが、合格するのはとても大変(1年間で700人まで)。
国が支援する=税金を使う、ということです。本当に学びたい人たちが、もっと留学できるようになり、その人たちがおとなになっていろいろな分野で活躍することになれば、国にとっても良いことなのではないでしょうか。