クレジットカードと現金、どっちが便利?キャッシュレス決済利用率は42%以上
不便?キャッシュレス決済使わず「現金派」を貫く人々 クレカで「痛い目に遭った」という声も | キャリコネニュース
画像はイメージ キャッシュレス決済が普及する現代においても、現金払いを貫く「現金派」の人たちは少なくないようだ
買い物をするとき、みなさんは現金派ですか?それともキャッシュレス派ですか?
最近の日本ではスマホ決済やカード払いが増えていますが、まだ現金を大事にしている人もたくさんいます。海外では日本以上にキャッシュレス化が進んでいて、現金をほとんど使わない国もあります。
日本と海外のキャッシュレスの違いや、現金とキャッシュレスの良いところ、注意点を考えてみましょう。自分に合ったお金の使い方を考えてみましょう。
日本のキャッシュレス事情
日本のキャッシュレス決済利用率は、2024年に42.8%に達しました。政府は2025年までに40%を目標にしていましたが、すでに達成しています。
キャッシュレス決済にはクレジットカード、デビットカード、電子マネー、QRコード決済などがあります。中でもクレジットカードが全体の約83%と最も多く使われています。QRコード決済や電子マネーも少しずつ広がっていますが、まだ現金払いが主流の人も多いです。
世界のキャッシュレス事情
世界では日本よりもキャッシュレス化が進んでいます。韓国では95.3%とほとんど現金を使わずに生活しています。中国も83.8%と高く、スマホでのQRコード決済が当たり前です。アメリカやイギリス、シンガポールも50~65%のキャッシュレス率で、クレジットカードやデビットカードがよく使われています。
一方、ドイツのように現金を好む国もあり、2020年の比率は21.3%と日本より低めです。
なぜ日本は現金派が多いの?
日本では現金の信用度が高く、偽札が少ないと言われています。また、ATMが多く、現金を引き出すのも簡単です。特に高齢者は現金の方が安心と感じる人が多いです。
しかし最近はお店の効率化や人手不足の解決のため、キャッシュレスを導入するところが増えています。ポイントがたまったり、家計管理アプリと連携できるなど、便利な使い方も広がっています。
現金派とキャッシュレス派の特徴
現金派の良いところ
- 使いすぎを防ぎやすい
- 財布を見ればすぐに残りがわかる
- お金の管理がしやすい
現金派の注意点
- ATMに行く手間がかかる
- 落としたり盗まれると戻ってこない
- キャッシュレスだけのお店では使えない
キャッシュレス派の良いところ
- ポイントがたまる
- スマホやカードで簡単に支払いできる
- 家計管理が便利になる
キャッシュレス派の注意点
- クレジットカードは後払いなので使いすぎに注意
- 年会費や手数料がかかることがある
- 情報が漏れたり、不正利用の心配がある
最近の調査では、現金とキャッシュレスをうまく使い分けている人が増えています。スーパーではキャッシュレス、屋台では現金など、場面に合わせて選んでいます。
2025年の大阪・関西万博では、完全キャッシュレス化が予定されています。現金が使えない場所が増える中で、プリペイドカードやアプリを上手に使う人が増えそうです。

まとめ
- 日本のキャッシュレス率は42.8%で政府目標を達成
- 韓国や中国はキャッシュレス率が80~95%と高い
- 日本では現金の信用が高く、現金派が多い
- 最近は使い分けが大事と言われている
- 大阪万博でも完全キャッシュレス化が注目
これからの時代、現金だけに頼るのではなく、キャッシュレスを上手に使う力が必要です。みなさんは、どの場面で現金を使い、どの場面でキャッシュレスを使いたいですか?家族や友達と話し合って、自分にぴったりなお金の使い方を考えてみましょう。そして世界のキャッシュレス社会の流れにも目を向けてみてください。