6月から変わる暮らしの仕組み(定額減税・森林環境税・年金など)

6月から変わる暮らし 定額減税スタート、新税徴収、光熱費は値上げ | 毎日新聞

 6月から暮らしに関わる制度や仕組みが変わります。物価高の影響を受ける国民への支援策として「定額減税」が始まります。実施される一方で、年金支給額は実質的な目減り…

6月から、私たちの生活に関わる制度が大きく変わります。物価が上がっている影響を受けて、「定額減税」という新しい支援策がスタートします。でも、食べ物や電気代が高くなるし、年金も減るから、どんな影響があるのか気になりますよね。この新しい制度についてみてみましょう。

定額減税スタート

6月から、1人あたり4万円の税金が減る「定額減税」が始まります。家族全員に適用されるので、4人家族なら16万円も節約できます。ただし、収入が高い人や海外に住む家族は対象外です。この減税は、給料明細に書かれるのでおうちのかたに教えてあげましょう。

食品と光熱費の値上げ

6月からお菓子や電気・ガス料金が値上がりします。例えば、ポテトチップスやアポロなどが値上がりし、電気代も月に357~585円増える見込みです。

年金支給額が減る

みんなのおじいちゃん、おばあちゃんが6月に受け取る年金が、実質的に減ります。年金は毎年物価や賃金の変動に応じて変わりますが、今年は物価の上昇に追いつかないため、支給額が減る形になります。

新しい税金「森林環境税」

6月から、新しい税金「森林環境税」が始まります。これは1人あたり年1000円を住民税に上乗せするものです。このお金は森林の整備などに使われます。

診療・介護報酬の改定

6月から診療報酬が上がります。初診料や再診料が増え、医療費の負担が少し増えます。介護サービスも一部値上がりします。

6月からいろいろな制度が変わり、私たちの生活に影響が出ます。家族でこれからの生活費について話し合って、どんな対策ができるか考えてみましょう。例えば、節約の方法を見つけたり、減税の効果を最大限に活用したりして、上手にお金を使っていきましょうね。

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記事作成者

清水 裕矢 | Shimizu Yuya
清水 裕矢 | Shimizu YuyaProgress CFO / こども未来投資プロジェクト 代表理事
山口県防府市出身。大学卒業後に学習塾講師、パソコンインストラクター/営業を経て、外資系産業ガス企業に入社。以降、複数企業・複数業種の財務経理責任者・CFO歴任。こどもの金融リテラシー講座 CA$H! 講師/カリキュラム・テキスト作成。
「会計・IT・英語があれば、仕事に困らない」がポリシー。nine inch nailsやMetal Coreを愛聴。