コカ・コーラとAIが未来のコーラを作ったよ
コーラは好きですか?私はこどものころ、親にあまり飲ませてもらえなかったので、おとなになってからたくさん飲むようになりました。でも糖分が多いので、飲みすぎは良くないですよ。
コカ・コーラがAIを使って新しい飲料「Coca‑Cola Y3000」を出しました。Y3000とは英語の表現でYEAR3000、つまり西暦3000年の意味です。977年後のコーラというような意味ですね。
そんな未来のイメージを持つこのコーラ、ふつう版と糖質ゼロ版の2つがあります。詳しい味はまだ発表されていませんが、飲んだ人は「ラズベリー味のフローズンソーダみたい」と言っています。
このコーラはAIの助けを借りて開発され、消費者(わたしたちのような、モノを買う人)の味の好みから未来の味を作り出すためのデータを集めました。また、未来の変化を表現したボトルのデザインもStable Diffusionというイラストや画像を作るAIサービスによって作られているとのこと。
さらにQRコードもAIがデザインして、スマホのカメラで読み取ると写真のフィルタリング(色を変えたり、雰囲気を変えたりする)が楽しめるようになっています。
残念ながら今のところ日本では販売されないようです。アメリカやカナダ、中国、ヨーロッパの一部の国で売り出すということなので、海外旅行に行ったときに見つけたら飲んでみては?
いろいろな情報やデータを使って、人間では思いつかないようなデザインをしてくれるAIをじょうずに使って、新しい商品を産み出す。これは人間が考えたアイデアなのです。AIを仕事や商売にうまくつかえるアイデアを思いつける人が、これから成功する人になるのかもしれません。
記事作成者

- Progress CFO / こども未来投資プロジェクト 代表理事
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大学で英語を学び、卒業後は学習塾小中学文系/高校英語講師。その後パソコンインストラクター。2006年に外資系産業ガス会社に入社し、以降16年以上、複数企業にて財務経理責任者やCFOを歴任。現在もProgress CFOの他にアメリカ資本企業2社の外部CFOを兼任。
こどもの金融リテラシー講座 CA$H! 講師/カリキュラム・テキスト作成。
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