「アホ携帯」がアメリカの若者に人気
教育メディアACTIVE!では、本トピックに関しての「お子さまへの問いかけ例と解答例」を掲載しております。
"アホ"携帯ってちょっとひどい言い方ですね。でも実際英語でも"Dumb Phone"と言われているのです。"dumb"とは「アホ」「ばかな」「おろかな」という意味です。
最近アメリカの若い人たちの間で「アホ携帯」とよばれるシンプルな携帯電話が人気になっています。
アホというよりは、「できることがほとんどない」携帯電話です。
この携帯、電話をすることやメッセージを送ること、アラームやカレンダーを使うことはできるけど、それ以外の機能はほとんどないのです。
なぜこんなにシンプルな携帯が若い人たちに好まれているかというと、大きく3つの理由があります。
- スマホ中毒から離れたいから:
ずっとスマホをいじっていると時間がもったいないし、頭が疲れてしまう。だから、必要な機能だけの携帯を使いたい。 - プライバシーを守りたいから:
自分が使う携帯電話のアプリにある個人情報が、そのアプリを作っている大きな会社に集められたり、使われたりしたくない。 - 古いものが好きだから:
自分たちが使ったことのない、昔の携帯電話(日本ではガラケーとも言われますね)みたいな昔のモノや古い時代に興味があったり、新しいモノより古いモノが好きな人もいる。
この「アホ携帯」。機能が少ないから作るのは普通のスマートフォンよりも簡単らしいです。日本でも興味がある人がけっこういるということですが、みなさんはこんなシンプルな「アホ携帯」についてどう思う?シンプルな携帯って使ってみたいと思いますか?
「機能」をどんどんふやして、いろいろなことができるのは素晴らしいことですが、逆に「多すぎて使いこなせない」と思う人もいます。
ビジネスは常に「足し算」ではなく、時には「引き算」でやってみることも世の中の人から支持されることもあるのではないでしょうか。