あなたの個人情報、無料のコーヒーと交換する価値はある?

人は無料のコーヒーのために個人情報を差し出すのか--カフェで実験した結果 - CNET Japan

人々は無料のコーヒーや食事と引き換えに、自分の個人情報を差し出すのだろうか。その答えを確かめるため、サイバーセキュリティ企業のSurfsharkがニューヨーク市にある高級カフェで実験を行った。

みなさんは無料でコーヒーやおいしい朝ごはんをもらうために、自分の情報を渡すことができるかな?
自分の住所や名前、通っている学校などの自分の大事な情報を教える代わりにおかしやおもちゃなど欲しいものがタダで手に入るなら、どうしますか?

ニューヨークのカフェで行われた実験で、多くの人が自分の情報を交換条件に食べ物や飲み物を手に入れました。この実験で明らかになったことについて、一緒に考えてみましょう。

個人情報と無料の交換

多くの人は、無料のコーヒーとクロワッサンをもらうために、自分の情報を喜んで教えました。これは「人は自分の情報と無料の特典を交換するか?」の実験なので、提供された情報はすぐにシュレッダーにかけられて、実際にはデータは集められたわけではありません。

リスクと注意点

自分の情報を渡すことは、一見問題ないように思えますが、大きなリスクを伴うことがあります。例えば、サイバー犯罪者に情報が盗まれる可能性があります。

個人情報保護の重要性

この実験の目的は、コンピュータウイルス対策製品などを提供するSurfsharkという会社が、自分の情報を提供することのリスクについて、みんなに理解してもらうことでした。実験を通じて、多くの人が情報の大切さを再認識しました。

まとめ
  • 無料の飲み物や食べ物をもらうために、情報を提供する実験が行われた
  • 多くの人が情報を提供して特典を得た
  • 提供された情報はすぐにシュレッダーにかけられた
  • 情報を提供することにはリスクがある
  • 実験の目的は情報の大切さを理解してもらうこと

この記事を読んで、みなさんは自分の情報を人に教えることについてどう思いましたか?おうちの方と一緒に、無料のサービスやアプリを使うときにどんな情報を求められるかについて話し合ってみましょう。そして、大切な情報を簡単に人に教えたりする危険や、自分の情報を守るためにどんな工夫ができるか、考えてみましょう。

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記事作成者

清水 裕矢 | Shimizu Yuya
清水 裕矢 | Shimizu YuyaProgress CFO / こども未来投資プロジェクト 代表理事
山口県防府市出身。大学卒業後に学習塾講師、パソコンインストラクター/営業を経て、外資系産業ガス企業に入社。以降、複数企業・複数業種の財務経理責任者・CFO歴任。こどもの金融リテラシー講座 CA$H! 講師/カリキュラム・テキスト作成。
「会計・IT・英語があれば、仕事に困らない」がポリシー。nine inch nailsやMetal Coreを愛聴。