出生率、過去最低…

出生率、過去最低1.26=コロナ影響で17年ぶり低水準―22年、赤ちゃん80万人割れ・厚労省|最新医療ニュース|時事メディカル|時事通信の医療ニュースサイト

 厚生労働省は2日、2022年の人口動態統計を公表した。1人の女性が生涯に産む子どもの推計人数を示す合計特殊出生率は過去最低(05年)と並ぶ1.26で、17年…

日本の人口が減っている、という話を最近よく聞きませんか。

厚生労働省が公表した2022年の、1人の女性が一生のうちに産む子どもの数を表す「合計特殊出生率」は、1.26でした。
これは過去最低の水準となりました。

しかも 7年連続で前年をより少なくなっています。

年間出生数も初めて80万人よりも減って、77万747人となりました。減った理由として、結婚をしない人が増えたり、前よりも歳をとってから結婚する人が増えたりしたこと、そして、新型コロナウイルスの感染拡大で人との関わり・出会いが減った影響が考えられています。

また、新型コロナの影響で、妊娠や出産、育児に不安を感じる人が増えた可能性があります。

人口が減るとなぜ問題なの?満員電車も減りそうだし、環境汚染も少なくなりそうだし、なんて意見もあります。
でも人口が減る、特に若い人たちが減ることは国にとって大きな問題なのです。

働いてお金を稼ぐ人が減る
→ 会社で働く人が減って、会社がお金を稼げず、なかなか成長しなくなる
→ 働く人の給料が上がらない
→ みんながお金を使わない
→ モノが売れない
→ 会社がもっと儲からなくなる
→ 給料が上がらない…

こんなふうにお金の流れも悪くなってしまうのです。

「人口減少」「高齢化」「少子化」が同時にすすんでいく… この3つが同時に進んだことは人類史上ないのです。
政府もお金をたくさん使って、なんとかこどもが増えるようにいろいろ考えていますが、若いみなさんは自分がおとなになるまでにこんな問題があるというのを知っておいてください。

楽しい話ではありませんが、そんな中で自分がどう生きるかを考える必要がでてくるのです。

人口が減ることについては、コチラの動画も見てみてくださいね。

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記事作成者

清水 裕矢 | Shimizu Yuya
清水 裕矢 | Shimizu YuyaProgress CFO / こども未来投資プロジェクト 代表理事
外国語大学卒業後に学習塾小中学文系/高校英語講師、パソコン教室インストラクター/営業を経て、2006年に外資系産業ガス会社に入社。以降17年以上複数企業にて財務経理責任者やCFOを歴任。現在も複数企業の会計アドバイザー等を務める。
こどもの金融リテラシー講座 CA$H! 講師/カリキュラム・テキスト作成。
2023年11月30日に「キッズノミクス クイズで学ぼう、お金と経済」を発売。
『「会計」「IT」「英語」があれば、社会人人生なんとかなる』がポリシー。