SNSの新ルール!10代のインスタ利用がどう変わるの?
メタが10代によるインスタグラムの利用について一部機能を制限すると発表 保護者による監視機能強化 | TBS NEWS DIG
インスタグラムを運営するメタは17日、10代による利用について、メッセージの受信など一部機能を制限すると発表しました。メタによりますと、10代によるインスタグラムの利用について、初期設定で▼フォローしてい…
メタが17日、インスタグラムの10代による利用に新しい制限を発表しました。これにより、知らない人からのメッセージを受け取れなくしたり、暴力的なコンテンツを見られないようにするなどの機能が追加されます。16歳未満のユーザーは、親の同意がないと設定を変更できません。
なぜインスタグラムは新しいルールを導入したの?
メタは、インスタグラムをもっと安全に使えるようにするため、10代の若者が不適切なコンテンツや見知らぬ人とのトラブルに巻き込まれないように新しいルールを導入しました。これにより、SNSを使うことで起こるかもしれない危険を減らし、安全に楽しめる環境を整えることが目的です。
メインの変更点
- メッセージの制限
10代のアカウントでは、フォローしていない人からのメッセージを受け取ることができなくなります。これは、知らない人とメッセージをやり取りするリスクを減らすためです。 - 不適切なコンテンツの制限
暴力的な内容や不適切なコンテンツを見ることができないように、インスタグラム側で制限がかけられます。これにより、心に悪影響を与える情報に触れる機会が少なくなります。 - 保護者による監視機能の強化
親が子どものアカウントを見守るための機能も強化されました。たとえば、誰とメッセージをやり取りしているか確認できるようになります(ただし、メッセージの内容までは見られません)。また、親が利用時間を制限することもでき、1日当たりのSNS利用時間をコントロールすることが可能です。
16歳未満は保護者の同意が必要
16歳未満のユーザーは、保護者の承認がないと設定を変更することができません。このルールによって、若いユーザーが自分だけでリスクのある設定をしないようにし、親と一緒に安全にSNSを使う方法を考えることが促されます。
ルールの導入スケジュール
新しいルールは、アメリカやイギリスなどでは60日以内に導入される予定で、日本では来年2025年1月から適用されることになっています。これにより、世界中のユーザーが安全にインスタグラムを楽しめるようになるということです。
日本での新ルールの詳細
日本では、特に使いすぎを防ぐための仕組みが導入されます。1日の利用時間が60分を超えると、通知が送られてSNSの使用をひかえるように注意されます。また、午後10時から午前7時までは通知が自動的にオフになります。
まとめ
- インスタグラムは10代の若者が安全に使えるように、新しいルールを導入
- フォローしていない人からのメッセージやこどもには良くない写真や動画が見られないように制限
- 保護者はこどものメッセージの相手を確認したり、利用時間を管理可能
- 日本では来年1月から新ルールが適用される予定
他のSNSでも同様の対策が進んでいます。たとえば、TikTokも未成年向けに利用時間制限や不適切なコンテンツの制限を導入しており、保護者が子どもの利用状況を管理しやすくしています。
SNSは楽しいものですが、使い方を決めることはとても大事です。今回のインスタグラムの新しいルールをきっかけに、「どうやってSNSを使うべきか」「どんな情報が安全か」を考えてみましょう。自分自身を守るための使い方を知ることが、より安心して楽しむための第一歩です。
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