ファミマが変わる!イートインスペースがなくなるのはなぜ?
みんなはコンビニのイートインスペースを使ったことがありますか。
ファミリーマートが、いくつかの店舗でこのイートインスペースをやめて、代わりに服や日用品をもっと置くことにしたのです。
ファミマはどうしてイートインを始めたのでしょう。そして、今どうしてそれを減らそうとしているのでしょう。
ファミマがイートインを始めた理由
ファミリーマートがイートインを作り始めたのは、2013年のことです。このスペースを使って、買ったお弁当や飲み物をすぐに食べられるようにしました。特に、一人暮らしの人や、学校帰りの学生さんたちがちょっと休憩したり、仕事中の人がお昼ごはんを食べたりできる場所として便利に使われていました。
このイートインの狙いには、次のようなことがありました:
- もっと買い物してもらうため:
その場で食べる場所を作れば、「ついでにもう一つ買おうかな」と思ってもらえることを期待 - 新しいお客さんを呼び込むため:
一人で食べる場所が欲しい人や、ちょっと休憩したい人たちを引き寄せるため - 地域の集まる場所を提供するため:
お客さん同士が交流できるスペースとして、コンビニがもっと地域に役立つ場所になろうとした
なぜイートインを減らすの?
でも、コロナが広がった後、イートインスペースを一時的に閉じていたため、お客さんが利用しなくなってしまいました。また、テイクアウトだと消費税が8%なのに対して、イートインを使うと10%になるので、イートインを避ける人が増えたのも理由の一つです。
そして、一部のお店ではイートインを使うお客さんが少なく、机や椅子を置いておくよりも、もっとたくさんの商品を置いた方が便利だということになりました。特に、最近人気が高まっている「コンビニエンスウェア」という服や、トイレットペーパーや洗剤といった日用品を増やすことで、もっと多くの人が買い物しやすくなります。
新しいファミリーマート
ファミリーマートは、全国にある7,000店舗のうち、2,000店舗でイートインスペースをなくして、服や日用品を売る場所に変えていく予定です。そして、2024年度末までにこの計画を進め、それぞれのお店に合った売り場を作っていきます。これによって、売上が増えることを期待していて、3年後には売上が5〜7%アップすることを目指しています。
まとめ
- ファミリーマートは2013年からイートインスペースを導入
- コロナ禍や消費税の影響でイートインの利用が減少
- 2,000店舗でイートインをやめ、服や日用品を増やす予定
- 売り場の変化で、売上を5〜7%上げることを目指す
最近、他のコンビニチェーンでも、無人決済や新しい商品を置くための取り組みが増えています。
今回のファミリーマートの変化は、コンビニがもっと便利になるための一歩です。みなさんが普段利用しているコンビニにも、イートインスペースはありますか?もしコンビニにもっと別のものが置かれるとしたら、どんな商品がいいと思いますか?
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