怪しいバイトに注意!闇バイトを避けるためのチェックポイント
「タイミー」「メルカリ ハロ」等の闇バイト募集、見分け方は--「高額すぎない」「時給記載あり」「DMに要注意」 - CNET Japan
スキマバイトサービス「タイミー」「メルカリ ハロ」などに闇バイトが掲載されていた可能性が指摘されて、話題となっている。SNSだけでなく求人サイトでも闇バイトが募集されている実態があるのだ。闇バイト募集は、どうやって見分ければいいのだろうか。
アルバイトでおこづかいをかせぐのは便利ですが、闇バイトと呼ばれる危険な仕事に気をつけなければいけません。最近、SNSや求人サイトで「高額報酬」や「深夜の猫探し」など、怪しいバイトが話題になっています。
どうすればこういった危ないバイトを見分けることができるのでしょうか?家族で話し合いながら、安心して働ける仕事を選ぶことが大切です。
闇バイトとは?
「闇バイト」とは、犯罪に関わる可能性がある危険なアルバイトのことです。
SNSや求人サイトで募集されていることが多く、普通の仕事のように見えることもありますが、実際には犯罪に利用されるケースがあります。例えば「深夜の猫探し」という仕事でも、報酬が高すぎたり、仕事内容があいまいだったりすると、犯罪に巻き込まれるリスクが高まります。
怪しいバイトを見分けるクイズ
闇バイトを見分ける力をつけるために、以下のクイズに挑戦してみましょう。
※各問題をクリックして答えを確認
クイズ1: 次のバイトの中で、怪しいと思われるのはどれでしょう?
- コンビニでのレジ打ち(時給1200円)
- 夜間の倉庫作業(3時間で7500円)
- カフェのスタッフ(時給1000円)
答え: 2番:夜間の倉庫作業(3時間で7500円)
報酬(もらえるお金)が高すぎる場合は、犯罪に関わるリスクがあるため注意が必要です。
クイズ2: 次のバイト募集の中で、怪しいと思われる連絡手段はどれでしょう?
- メールでのやり取り
- 会社の公式ウェブサイトからの応募
- SNSのDMでのみ連絡
答え: 3番:SNSのDMでのみ連絡
SNSのDMでの連絡は匿名性(誰が誰か分かりにくいこと)が高く、犯罪に使われることが多いので注意が必要です。
クイズ3: 次の仕事内容の中で、怪しいと思われるものはどれでしょう?
- カフェでの接客と清掃
- 荷物の受け渡し(詳細は後日)
- レストランでの皿洗い
答え: 2番:荷物の受け渡し(詳細は後日)
仕事内容があいまいで、詳細がわからない場合は、違法行為(法律に反すること)に関わるリスクがあります。
怪しいバイトを見分ける方法
闇バイトを見分けるためには、以下のポイントに気をつけることが重要です。
1. 報酬が高すぎないか
普通のアルバイトの時給は地域によって異なりますが、平均して1000円から1500円程度です(ディップ株式会社の調査による)。
それに対して、「短時間で数万円稼げる」といった高額報酬のバイトは怪しいことが多いです。例えば「3時間で7500円」など、あまりにも高い報酬が設定されている場合は注意しましょう。
2. 連絡手段がDMかどうか
SNSのダイレクトメッセージ(DM)や匿名性の高いメッセージアプリを使った連絡を求めるバイトには注意が必要です。
特に「Signal」や「Telegram」といったプライバシー重視のアプリが使われている場合は、足がつきにくいため、犯罪に利用されやすいです。
3. 募集内容があいまいでないか
仕事内容がはっきりしていない募集には気をつけましょう。「荷物の受け渡し」や「指定の場所での待機」といったあいまいな内容の場合、何か違法なことに関わるリスクがあります。応募する前に仕事内容を具体的に確認し、疑問があれば質問することが大切です。
身近な例を考えよう
例えば、友達が「すごく簡単にお金が稼げるバイトがあるんだ!」と言ったとします。
このような場合、そのバイトが怪しいかどうかを見極めるためには、報酬が高すぎないか、仕事内容がはっきりしているか、連絡手段が安心できるものかをしっかり確認しましょう。もし友達が「SNSのDMだけで連絡する」と言ったら、ちょっと注意が必要です。
高校生の認識は?
最近の調査によると、高校生のうち「闇バイト」を見分ける自信がある生徒は全体の23%にとどまっています。
つまり、多くの若者がSNSで見かける怪しいバイトのリスクを理解していない可能性があります。このため、知らないうちに犯罪に関わってしまうことがあるので、闇バイトについての知識を家族や友達と共有することが大切です。
安全に働くために
安全にアルバイトをするためには、信頼できる求人サイトを利用することが大切です。また、怪しいと思う点がある場合は、家族や信頼できる大人に相談することをおすすめします。
「ちょっとおかしいかも」と思ったら、その感覚を大切にし、安全を第一に考えましょう。
例えば、ある学生が高額な報酬をうたうバイトに応募しそうになったとき、「何か変だ」と感じて応募をやめたことで、危険を避けられたという話もあります。このように、自分の直感を信じることも大切です。
まとめ
- 闇バイトとは、犯罪に関わる危険なアルバイト
- 高すぎる報酬や、連絡手段がSNSのDMのみのバイトには注意が必要
- 募集内容があいまいな仕事もリスクが高い
- SNSやインターネット上で募集されているバイトには特に注意
- 安全に働くためには、信頼できる求人サイトを利用し、家族に相談することが大切
「このアルバイト、ちょっと怪しいかも?」と思ったとき、誰かに相談することが大事です。家族で「安全なアルバイトの見分け方」について話し合ってみましょう。
また、身近な人が闇バイトに巻き込まれないよう、普段から怪しい仕事の見分け方について情報を共有することも効果的です。
あなたなら闇バイトに応募しない自信はありますか?実は「自信がありすぎる人」もだまされやすかったりしますので、人に相談することも大切です。
【無料オンラインイベント】8/25(日)「第3回 クイズで学ぶ!お金と社会のつながり」
<詳細・お申込みはこちら>