なぜ学ぶ?なんのために学ぶ?
学ぶ理由はなにか?日本1位は「業務のため」、アメリカ1位は「教養のため」。リクルート調査で見えた日本の課題 | Business Insider Japan
日本人は「学び」が大事だと思っているものの、行動には移せていない」という傾向が、リクルート・Indeed「グローバル転職実態調査2023」で明らかになりました。
教育メディアACTIVE!では、本トピックに関しての「お子さまへの問いかけ例と解答例」を掲載しております。
みなさん、学ぶことは好きですか。学ぶこと、新しいことを知ることはうれしいですか。
おとなになっても、学ぶことは必要だと言われています。
日本やアメリカ、中国、フランスなど11カ国約1000人の、2年以内に転職した(仕事を変えた)20歳代〜50歳代の働く人を対象にこんな調査をしました。(リクルート・Indeed調査)
あなたは週何時間くらい「学び」や「リスキリング(新しい技能を身につけること)」に時間を使っていますか?
日本とアメリカでは学びに対する考え方にちがいがあります。日本人とアメリカ人のほとんどは、学びやリスキリングが必要だと考えています。しかし、実際に学んでいる時間は、アメリカでは週に3時間以上学ぶ人が50%以上いるのに対し、日本では約25%しかいません。
そして、学ぶ時間がない理由は?
日本人が学べない理由の一番は「仕事で時間がない」ことです。アメリカでも同じ理由がありますが、日本よりは少ないです。日本人は「モチベーション(やる気)を持ち続けること」や「アドバイスをしてくれる人がいない」も学びにくい理由となっています。
学ぶ目的はどうでしょう。
日本では「現在の仕事のため」が一番多いですが、アメリカでは「教養(知識)のため」が一番です。アメリカでは専門的なことをしっかり学ぶことが大事とされていて、専門的なことを学んで知識を広げることが一般的です。
最後に、自分のキャリアを自分で管理しているか(自分がどんな仕事をして生きていくか、どんな計画を立てているか)についてです。
日本ではたった約27%しかできていませんが、アメリカでは78%が「できている」と答えています。これは、アメリカ人がキャリアを自分の責任で考え、学びをキャリアに結びつける意識が高いことを示しています。一方、日本ではそうした意識が弱く、もっと広い視野での学びやキャリアデザインが必要だとされています。
学ぶのは学生のうちだけ、と考えている人はいませんか?何歳になっても新しく学ぶことは大切です。
ぜひ、今年は学校の勉強とは別に、自分が興味があること、得意なことを見つけたり、もっと詳しく学んだりする年にしてはいかがでしょうか。
私は生成AIをもっと詳しく勉強して仕事に役立てたり、商売につながるやり方を考えたりします。また、株式投資で去年以上にもうかるように世の中の出来事について学んでいきます。