新しい紙幣発行!自動販売機や両替機の準備は?

1カ月後の新紙幣発行へ奔走…両替機更新で小規模店舗ピンチに 費用負担や情報不足 - 産経ニュース

7月3日の新紙幣発行を控え、各業界で両替機や券売機などの更新作業が本格化している。銀行ATMや鉄道券売機などの社会インフラは、発行までに更新がおおむね完了する…

7月から新しいお札が使われるようになるって知っていますか?
そのために、いろいろな機械も新しいお札に対応できるようにしないといけないのです。銀行のATMや駅の券売機は、発行されるまでに準備が終わる予定ですが、自動販売機や小さな店の両替機はもう少し時間がかかるようです。新紙幣の準備がどうなっているのか、みてみましょう。

新紙幣、どこが変わった?どんな会社がもうかる?

最初に、私が授業で新紙幣について受講生と話したことを見てみてください。

新しい紙幣に向けた準備

7月3日に新しいお札が発行されるのに合わせて、いろいろな機械も新しいお札が使えるようにする必要があります。銀行のATMや鉄道の券売機は、新しいお札が出るまでに準備が終わる予定ですが、自動販売機や小さなお店の両替機は7月には間に合わないところもけっこうありそうです。

小さな店の大きな問題

特に、小さな店では新しい両替機を買うお金がかかるので、両替機をどうするか悩んでいるところも多いのです。ゲームセンターを経営している人も「電気代が上がってるから両替機を新しくするのは大変」って言っています。両替機2台の更新費用は20万から30万円かかりますが、どこから新しい機械を買うのか、その情報集めから始めないといけません。

自治体の助け

いくつかの自治体では、小さなお店を助けるために補助金を出すことにしました。東京都葛飾区では、1台の機械につき30万円まで補助する予定です。少しでもお店の負担が軽くなるといいです。

更新が終わるまで

全国には221万台の飲料自動販売機があって、そのうちの27万台を持っている大きな会社も、新しいお札が出るまでには全部を取り換えるのが難しいと言っています。2~3年かけて少しずつ更新していく予定だということです。だから、すぐには全部新しいお札が使えるようになるわけではありません。

まとめ
  • 新しいお札が7月3日から発行される。
  • 銀行ATMや駅の券売機は更新作業が進んでいる。
  • 小さなお店の機械の更新にはお金がかかる。
  • 自治体が補助金を出して助けているところもある。
  • すべての機械が新しいお札に対応するには時間がかかる。

新しいお札が発行されることで、お金をあつかういろんな機械が新しくなります。でも、これにはたくさんのお金や時間がかかるのです。新紙幣になることでもうかる会社もあれば、新しい機械のためにお金を使わないといけない会社もあります。こうやってお金は世の中をぐるぐる回っていくのです。

おまけ

新しい紙幣は3Dホログラムが採用されています。こちらの動画も見てみましょう。

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